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困った人が増えています、その6選と動かすヒント

困った人が増えています、
困った人6選と動かすヒントを考えます。

1. 困った人6選

あなたの周りにこんな人はいませんか?

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その1:どーしましょう?

現状を詳細に報告するが、結局は「どーしましょう?」です。
判断を他人に丸投げし、自分は思考停止状態です。
「判断を求めるなら、せめて結論から話せ!」
「君の考えは?」とストレスが溜まります。
当の本人は正しくホウレンソウ(報連相)したつもりなのです。

その2:わかりました!

とりあえず、その場しのぎの返事をします。
安請合いするが、結局は自分ではできずに周りに迷惑を掛けます。

その3:やったことありません!

未経験の仕事は、「やったことありません」「できません」で遮断します。
リスクばかりを恐れ、向上心がありません。

その4:忘れてました!

納期近くに進捗状況を確認すると、「忘れてました!」
本当に忘れていたのか、忘れたふりをしているのか疑問です。
「忘れるのなら忘れない工夫をしろ!」
そうすると「忙しかったので、、、」
自分が悪いと認めないので、同じことを繰り返します。

その5:フリーズ・・・・・

追い込まれたり、不利になるとダンマリ、パソコンのフリーズ状態です。
こちらからの問いかけにも無反応、
嵐が通り過ぎるのをじっと待っています。
仕事は、内容も心も通わない「コピペ」が得意です。
これは手強い、、、(汗)

その6:真面目だけど、、、、

言われた仕事の範囲はまじめにやります。
しかし、気が利くと言われる仕事はしません。
そして、妙な気を回して逆効果を招くことがあります。
叱られると「わかりました」と神妙な態度です。
しかし、同じレベルのミスを繰り返します。
そして、不思議と打たれ強いのです。
広い視野と創造性がありません。
打たれ強いのは正しいプライドを持っていないからです。

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ストレスのない人間関係

このような人達は、周りの人のストレスを大きくします。
本人には自覚がないのでやっかいです。
何とかして解決しなけばなりません。

2. 解決へのヒント

コーチング、ティーチング、メンタリング、カウンセリング
情報が巷にあふれています。
つまり、悩みを抱えている人がたくさんいるということです。

2.1 人を動かす

人を動かすことは簡単ではありません。
「人を動かす」(D.カーネギー著)は、いまでも世界で多くの方に読まれています。
人を動かすには相手に重要感を持たせることが大切と述べています。
そして褒めることの大切さを述べています。
相手の間違いを指摘することからは何の利益も生まれない! 

 

<人に嫌われる方法>
・相手の話を長く聞かない
・終始自分のことだけしゃべる
・相手の話をさえぎる
・相手を下に見て、馬鹿な話をいつまでも聞けるかと途中で口を挟む

<人に好かれる方法>
・相手の意見に敬意を払い、決して相手の誤りを指摘しない
・自己の過失を認める
・おだやかに話す
・人に思いつかせる
・人の身になる

<人を矯正するには>
・まず褒める
・遠まわしに注意を与える
・自分の過ちを話してから注意を与える
・命令せずに意見を求める
・人の面子をたててやる
・わずかなことでも褒める
・期待をかける
・激励する

D.カーネギーは、本書を読む心得を書いています。
・人間関係の原則を会得する強い意欲を持ち続けること
・一つの章は必ず二度読むこと
・本書に書かれている方法をいかに実行するか考えること
・重要と思った個所に傍線を引くこと
月に1回、必ず本書を読み返すこと
・本書で学んだことをあらゆる機会に実地して応用すること
・本書で学んだことをどう役立てているかを毎週点検すること
・本書の教えを実行した方法と日時を記録すること

知っていても簡単には実践できないことをD.カーネギーは知っています。

2.2 自分と相手を知って伝える

こんなアプローチがあります。
自分の言葉が相手に伝わり、
相手が理解して、行動し、笑顔で応えてくれたら最高です。

良かれと思って発した言葉なのに、
相手に伝わらない
違った意味にとられてしまう
無視される
何も行動してくれない
反発されてしまう
等々

悲しく、腹立たしく、ストレスが溜まります。
自分の言葉が相手に伝わらないのは大きなストレスです。
人間関係がギスギスして、生産性も下がります。
淀んだ流れになってしまいます。

なぜ伝わらないのでしょうか?
それは、自分と相手は決定的に違うからです。
人は、生きてきた中で作られた性格とモノサシ(尺度・基準)を持っています。
人は皆、違う人生を歩んでいるので性格とモノサシも違います。
だから、相手に響く言葉が違います。
「やる気になる言葉」「うれしく感じる言葉」は人によって違います。

自分を知り、

自分と相手の違いを知り、

自分の伝え方を変えること!

一般社団法人 日本ライフコミュニケーション協会
「伝え方コミュニケーション検定・初級」のウェブ講座(3時間)
フジテレビ、NHKニュースでも取り上げられたことがあります。
性格統計学をもとに少し違った視点から「相手に伝わる言葉」を学びます。