営業の場や職場内でも、手で書いてビジネスの成果を高める方法を紹介します。
パソコンの普及で手で文字を書くことが少なくなっています。
だからこそ、手で文字を書くを見直してください。
書くことで脳力（能力）をフル活用
人は、考えることで右脳を使います。
書くことで、左脳を使います。
手を動かすことで、触覚を使います。
見ることで、視覚を使います。
手で書くことは、脳力（能力）をフル活用できます。
営業の場で手で書いて成果を上げる
営業の場では、印刷された名刺を交換し、印刷された営業資料を使って説明します。
時には、パソコンやタブレット画面で、スライドや動画を駆使して説明します。
今では、これが一般的になっています。
だからこそ、手で書いて説明してはいかがでしょうか。
お客様の目の前で紙に手で書いて説明することは意外な効果があります。
（紙ではなく、ホワイトボードでも構いません）
人は動くものに目が行きます。
印刷された営業資料よりも、その場で書かれる文字に注意が向きます。
白紙の紙を何枚も準備しておきます。
そして、強く訴えたいポイントで書きます。
もちろん、事前に情報を整理して頭の中にインプットすることが必要です。
これは、商品・サービスを勉強することにもなります。
結果として、営業力を高めることになります。
印刷された営業資料を読み上げるよりも効果があります。
ましてや、誰かが作った営業資料であれば、その差は歴然です。
文字には不思議な力、エネルギー・パワーがあります。
できるだけ大きな文字で書く方が効果的です。
小さな文字で書くとエネルギー・パワーが下がります。
たとえ字が下手でも、自信を持って大きな文字で書いてください。
心を込めて書くと、魂（言霊）は必ず伝わります。
［補足］
字が下手な人の中には、書類などでも小さな細い字を書く人がいます。
これは、一番読みずらく最悪です。すぐに止めてください。
エネルギー・パワーが小さくなります。
こんな優秀な営業マン
その方の名刺は、名前が書いてありません。不思議だなと思いました。
その方は、お客様の前で筆ペンで名前を書くのです。
「名前くらいは、お客様の前で心を込めて書きたいのです。」
そして見事な達筆、お客様は、しっかり名前を覚えます。
職場内で手で書いて成果を上げる
職場内で上司・部下・同僚に説明するときも営業の場と同じです。
たとえ、ポイントをまとめた文書を印刷して準備していても、
話しをするときは、大きな字で紙に手で書いて話します。
伝えたことは伝わったことではありません。
言った、言っていない、聞いていない、説明したはず、、、、
つまらない言い争いを防ぐことにもつながります。
ビジネス文書も手で書いて成果を上げる
ビジネス文書を作るときるときも手で書く効果は大きいのです。
企画書、提案書、マニュアルなどのビジネス文書を作ることがあります。
そんな時、いきなりパソコンに向かって文章を書く人がいます。
「手で下書きを書くより効率的です」と言う人もいます。
「情報の内容を考える」＋「パソコンを操作する」
2つの作業を同時にしないでください！
人並み以上に優れた人でない限りできません。
どちらかが疎かになります。
そんな人の文書は、次のような傾向があります。
- 情報の流れがわかりずらい
- 意味がわかりずらい文章が多い
- 文書の見栄えが悪い
- コピペをしたときの修正ミス、変換ミスが多い、、等々
殴り書きで構いませんので、手で紙に書いてください。
これによって、全体の情報がまとまり、情報が整理整頓されます。
パソコンに向かったときは、頭の中と紙に情報がまとまっています。
70％の仕事が終わっています。（時間ではなく中身・質）
だから、パソコンに向かった時は、清書するレベルの仕事になっています。
パソコン操作や体裁に注意が向いても情報が混乱しません。
情報を再確認する余裕もできます。
書き出すことは掻き出すこと
何年も前ですが、書いて夢をかなえる本（武田双雲著：小学館）に出会いました。
30個のワークで構成されていて、本に直接、書き込むようになっています。
「書き出す」ことによって自分を再確認できます。
ネットでは中古しかありませんでしたが、おススメです。
