仏教の言葉に、知覚動考(チ・カク・ドウ・コウ)という言葉があります。
- 知る
- 覚える
- 行動する
- 考える
この順が結果を得ることができるという教えです。
勉強での知覚考動
考えてから行動は成果が少なくなります!
行動してから考えた方が深く考えることができます。
- 授業を聞いて新しい数式を習う
- 復習して数式を覚える
- 問題集の答えを見て、どうすれば解けるかを確認する
- 問題集をやってみる、当然正しくできます。
しかし、いざ本番で少し捻った問題が出ると解けません。
応用力がありません。
勉強での知覚考
考えて立ち止まって行動しなければ成果が出ません!
- 授業を聞いて新しい数式を習う
- 復習して数式を覚える
- 問題集の答えを見て、どうすれば解けるかを確認する
自分ではわかったつもりですが、いざ本番では解けません。
わかったつもりだからです。
勉強での知覚動考
- 授業を聞いて新しい数式を習う
- 復習して数式を覚える
- 問題集をやってみる
- 正しくできたかを確認し、間違った場合は、なぜ間違ったかを確認する
セミナーで学んだときの知覚考動
- セミナーに参加して、部下を指導するための手法を学びます。
- 復習し、学んだことを覚えます。
- 部下がどんな反応をするか、さまざまなシミュレーションを考えます。
- 実際に職場で試してみます。
想定していなかった部下の反応に慌てます。
再度、何が良くなかった、学んだ内容を見直しながら考えれば良いのですが、
この方法はダメだとあきらめることが多く見受けられます。
考えすぎて過ぎても。実際は異なることが多いものです。
まったく考えるなと言うのではなく、考え過ぎは良くありません。
セミナーで学んだときの知覚考
- セミナーに参加して、部下を指導するための手法を学びます。
- 復習し、学んだことを覚えます。
- 部下がどんな反応をするか、さまざまなシミュレーションを考えます。
結果、自社には適用できないと行動をしません。
だから何も変わりません。セミナーの時間とお金は無駄になります。
どんなに知識をしっかり覚えても行動しなければ結果は出ません。
ただのノウハウコレクターです。
セミナーで学んだときの知覚動考
- セミナーに参加して、部下を教育するための知識を学びます。
- 復習し、学んだことを覚えます。
- 実際に職場で試してみます。
- 想定していなかった部下の反応で上手く行きません。
何が良くなかった、学んだ内容を見直しながら考えます。
そして再度、試します。
セミナーで学んだときの知覚不足
- セミナーに参加して、部下を指導するための手法を学びます。
- 復習もせずに、実際に職場で試してみます。
うろ覚えの知識で指導しても上手く行きません。
行動すればよいというものではありません。
知識をしっかり覚えずに行動しても失敗します。
独立起業では知覚不足が命取り!