過去よりも未来へ、一歩でも前へ!

変わらない過去、変えられる未来、一歩だけでも前へ!

部下や後輩に共感していますか、押し付けをしていませんか?

部下や後輩を叱るときに、つい言ってしまうことがあります。
「はず、べき、もの」
この言葉は、強制や押し付けと受け取られますので注意してください。

「はず」

  • 「そんなことはわかっているはずでしょう!」
  • 「前にを教えたはずでしょう!」

「べき」

  • 「事前に相談すべきではないですか!」
  • 「すぐに報告すべきではないですか!」

「もの」

  • 「仕事とは、そういうものでしょう!」
  • 「営業とは、こういうものでしょう!」

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立場上、相手は「わかりました、今後気を付けます」と答えます。
しかし、相手に伝わり、理解され、行動されることは、少ないものです。

はず、べき、ものは、強制です。
伝わりません、理解されません、行動されません。

相手には、そう行動した理由があります。
その人の真実があります。
一方的に決めつけられれば、相手は怒りの感情すら湧きます。

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部下がミスをしたときの上司の反応です。

「なぜ、ミスをするんだ、教えたはずだろう。
 チェックシートをつかってチェックすべきでしょう。
 それが、仕事というものでしょう!」

これで部下は、完全に心のシャッターを閉じます。
そして、口を閉じてしまいます。

上司は仕方なく部下に言います。
「次から気を付けろ!」
これでは何の解決にもなりません。恐らくミスは再び繰り返されます。

部下もミスをして辛い思いをしています。
なぜ、ミスをしたのかを考えています。(余程の馬鹿者でない限り)

上司:「ミスをして、君も辛い思いをしているだろうと思います。
    なぜミスをしたのか、君はどう思っていますか?」
部下:「チェックシートを使うのを忘れたからだと思います。」
上司:「なぜ、忘れたのだろう?」
部下:「忙しくて、つい、、、」
上司:「どうして忙しいと忘れるのだろう?
    次やるとすれば、どうやって忘れないようにできるだろうか?」

f:id:openup21:20220206173723j:plain(この方が前向きです)

「はず」「べき」「もの」=恥ずべきもの!

相手の間違いを指摘することからは、何の利益も生まれない!
(デール・カーネギ)

自分と他者は違うことを意識して、まず共感してください。

人は、人生の中で作られたモノサシ(尺度・基準・価値観)を持っています。
そのモノサシは、どれも違います。いや、違うからこそ面白いのです。

だから、同じ経験をしたり、同じ言葉を聞いても受け取り方が違います。
これは、間違いではなく、違うだけです。

f:id:openup21:20220127095230j:plain(必ず存在します)

[合宿の効果]

合宿して同じ釜の飯を食べ、同じ部屋で寝るなど、
共通の経験を積むことは、絆を強くする効果があります。

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その回数が、多いほど、長いほど、効果があります。
それでも、価値観が違うことがあります。

  • 恋を経験したことがない人は、その辛さがわかりません。
  • 骨折したことがない人は、その痛みがわかりません。
  • 入院の経験がない人は、入院の不安がわかりません。
  • 戦争を経験したことがない人は、その真の苦しみがわかりません。
  • 肉親を亡くした経験したことがない人は、その悲しみがわかりません。

でも、想像はできます。共感することはできます。

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