プレゼンは聞いてもらうことが一番、
読んでもらってはダメな理由を紹介します。
さまざまなプレゼを見る機会がありました。
印象に残るプレゼンもあれば、印象に残らないプレゼンもあります。
◆疑問を感じたプレゼン
パワーポイントのスライドを見せながら説明を聞きます。
スライドには文字がびっしり埋まっています。
プレゼンターは、その文字を読みながら説明します。
内容は、しっかりしたものです。
企画書や提案書の書き方にも忠実です。
- 表紙
- 目次
- まえがき
- 課題の定義
- 提案内容
- 提案採用のメリット
- 費用、スケジュール
しかし、疑問が湧きました。
この内容であればプレゼンを聞く意味があったか?
スライド資料を読めば済むのでは、、、、、、
プレゼンは読んでもらう場ではありません。
見て聞いてもらう場です。
相手の反応を見る場です。
プレゼンは、コミュニケーションの場です。
びっしり文字や図で埋まったスライドが必要でしょうか?
情報量の多いスライドだと、
そして、そのスライドが資料として配布されている場合は、
プレゼンターの話を聞かず、配布された資料ばかりを読みます。
これではコミュニケーションは成り立ちません。
◆印象に残ったプレゼン
パワーポイントのスライドは、大きな文字で2行以内の簡素なものです。
見出し、タイトルレベルです。
配布された資料も同じです。
プレゼンターは、その内容を話します。
興味深い内容は、余白がたくさんある資料にメモを取ります。
書くことで記憶に残ります。
自然とプレゼンターに目も耳も集中します。
興味がない内容であればメモを取りません。
プレゼンターは、加者の反応を把握することができます。
このプレゼンは、とても印象に残りました。
◆聞いてもらうプレゼン
多くのプレゼンを見て、実践していることです。
“シンプルが一番”
・ワンスライドはワンメッセージ
・フォントは2種類以内(個人的には游ゴシックがお薦め)
・色は3色以内
中途半端な内容にしないように注意してください。
これは意外に陥りやすい点です。
思いきりシンプルにしています。
そして、参加者の反応を見ながらプレゼンです。
メモも取ってもらえないこともありました(汗)、、、
しかし、それも反応です(涙)、、、
【注記】
詳細な内容を説明するような場では使いません。
それはプレゼントの形を取っていますが説明会です。
◆2つのドキュメントを準備
プレゼン用のスライド資料とは別に、
正規の企画書・提案書としてドキュメントをまとめます。
そして、必要に応じて、プレゼンが終わった後に配布します。
2種類のドキュメントを作成する手間がかかります。
しかし、自分自身の情報整理に役立ちます。
結果、いいプレゼンにつながります。
参考になれば幸いです。