マイナスな言葉、ネガティヴな言葉は、
聞いた方も自分自身もマイナスな気持ちやネガティヴな気持ちになります。
こうなると、良い考えやアイディアが生まれません。
だから、マイナスな言葉、ネガティヴな言葉を使わないことが大切だと教えられます。
(言葉で結果が変わる)
「遅刻をするな」
「遅刻するイメージが」が頭に残り、
逆に遅刻すると言う結果を引き出すことがあります。
「集合時間の5分前に来てね」と伝えてください。
「〇〇交差点を左に曲がらないでね」
「〇〇交差点を左」が頭に残り、左に曲がってしまいます。
私は同じ交差点で2回やらかしました(笑)。
「〇〇交差点を右」とすると失敗はなくなりました。
「失敗しないでね」
「失敗」が頭に残り、不安な気持ちになり失敗しやすくなります。
「2度見直して、確認してね」と伝えてください。
「こぼさないでね」
子供に水が入ったコップを運んでもらうとき、
「こぼす」が頭に残り、不安な気持ちと緊張で多くの子供が水をこぼしました。
「両手でしっかり持って、ゆっくり運んでね」
ほとんどの子供が水をこぼしませんでした。
(脳科学が証明)
わかっていても、つい頭に浮かびます。
「疲れた」「難しい」「でも・だって・どうせ」
とっさに口に出てしまうことがあります。
だって人間だもの!(汗) では、どうすればよいか?
言葉を言い換える練習をしてください。
- 「疲れた」 「今日も1日頑張った!」
- 「難しい」 「おもしろそう」「やりがいがありそう」
- 「でも」 「だがしかし」
- 「だって」 「だからこそ」
- 「どうせは 「どうやったら出来るかな」
わかっちゃいるけど、、、、すぐには言い換えできないものです。
ついマイナスな言葉、ネガティヴな言葉が口から出たら、
「前はそう言ってたな、本当は」「な~んちゃって、本当は、」
とごまかして口に出してください。
- 「疲れた!」 「前はそう言ってたな、本当は、今日も1日頑張った!」
- 「難しい!」 「前はそう言ってたな、本当は、挑戦しがいがある!」
- 「だって!」 「な~んちゃって、本当は、だからこそ!」
- 「どうせ!」 「な~んちゃって、本当は、どうやったら出来るかな」
言葉の言い換えを楽しんでください。
ネガトークは罰金のお話し
ある教材の訪問販売の会社の話です。
テレアポ、そして訪問して教材を販売します。
テレアポは、100件電話しても1~2件の成功率です。
ほとんど断られます。気持ちも落ち込みます。
そんな時に、だれかが「やってられない」なんて言うと皆が影響を受けます。
気分が成績に出るため、その職場ではユニークなルールがありました。
「ネガトーク禁止、1回につき罰金100円」
職場の雰囲気が明るく変わります。
残念なことは1つ、100円玉がたくさん溜まったことです(笑)。