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ポジティヴかネガティヴか|必ずしも重要とは限りませんよ!

ポジティヴかネガティヴか|それが重要とは限りませんよ!

脳科学やコミュニケーション技術では、ポジティヴな言い方を薦めます。
学んだ経験がある方も多いのではないでしょうか?

ポジティブかネガティヴか?

こんな話を聞いたことがあると思います。

例1:遅刻をするな!

聞いた方は「遅刻するイメージが」が頭に残り、
逆に遅刻すると言う結果を引き出します。
「集合時間の5分前に来てね!」と伝えてください。

  

例2:〇〇交差点を左に曲がらないでね!

「〇〇交差点を左」が頭に残り、左に曲がってしまいます。
私は同じ交差点で2回やらかしました(笑)。
「〇〇交差点を右に曲がってね!」とすると失敗はなくなりました。

   

例3:失敗しないでね!

「失敗」が頭に残り、不安な気持ちになり失敗しやすくなります。
「2度見直して、確認してね!」と伝えてください。

   

例4:「こぼさないでね」

子供に水が入ったコップを運んでもらうとき、
「こぼさないで」と伝えると多くの子供が水をこぼします。
「両手でしっかり持って、ゆっくり運んでね!」
ほとんどの子供が水をこぼしません。 

   

でも、これはポジティヴかネガティヴではありません。
具体的に行動する方法を説明することが大切です。
結果的にポジティヴな言葉に変換されているだけです。

職場では、意識してポジティヴな言い方をすることが薦められています。
でも、単にポジティヴでは意味がありません。

  1. 時間を守ってね!
  2. 交差点で正しい方向に曲がってね!
  3. 上手く処理してね!
  4. 落ち着いて運んでね!
    これでは意味がないですね。

人によって受け止め方が違う

言葉は人によって、性格によって受け止め方が違います。

  • (A)このことを覚えておいてね。
  • (B)このことを忘れないでね。

    ある人は言いました。
    (B)は何だか信用されていないみたい不愉快に感じる。

    別の人は言いました。
    (B)の方が忘れちゃいけないんだと重要度が高くなる。
  • (A)このスーツケースは、とても丈夫です。
  • (B)このスーツケースは、壊れません。

    ある人は言いました。
    (B)を聞くと、本当は壊れるのではないかと不安になる。

    別の人は言いました。
    (A)は、スーツケースが丈夫で当たり前、(B)のように壊れないと言ってくれた方が安心できる。

    f:id:openup21:20211204151503j:plain 十人十色!

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