何を信じるかが大切
「失敗すんじゃないか?」そう思う人は、
心の中のどこかで失敗することを信じています。
過去の自分の失敗経験や失敗した人をたくさん見たのかもしれません。
「きっと上手く行く!」そう思う人は、
過去の自分の成功経験や成功する人を多く見たのかもしれません。
だから、どこまで何を信じるかが、結果を大きく左右します。
信じると知っている
- Aさん:
努力をしても成功するとは限りません。
成功は約束されていませんが、必ず成長します。
そして、早い遅いはあるけれど必ず成功すると私は信じています。
だから信じてガンバレ! - Bさん:
努力をしても成功するとは限りません。
成功は約束されていませんが、必ず成長します。
そして、早い遅いはあるけれど必ず成功することを私は知っています。
だから心配せずにガンバレ!
(リーダーはこうあって欲しい)
Aさんは、本や経験などから信じていると言っているのだと思います。
Bさんは、成長し成功した多くの人を見て知っているのです。
「みんなそうなんだ!」とBさんの言葉に納得してしまいます。
強く心から信じることは素晴らしいと思います。
でも、多くの経験から知っている人の言葉には、説得力があるように感じます。
社会学者マグレガーのX理論とY理論
ご存じの方もいると思います。
社会学者マズローの欲求5段階説がベースの理論です。
- X理論:
人間は生来怠け者で、強制されたり命令されなければ仕事をしない
性悪説にもとづいた理論です。
命令や強制で管理して、達成できれば報酬、できなければ処罰
「アメとムチ」によるマネジメント手法です。 - Y理論:
人間は条件次第で責任を受け入れ、自ら進んで責任を取ろうとする
性善説にもとづいた理論です。
魅力ある目標や責任を与え続けることで社員を動かす
「機会を与える」、自主性を重んじるマネジメント手法です。
ケースバイケースですが、両方とも正しいのです。
ただし、X理論で多くの成功を見た人はX理論を信じます。
(X理論で成功した人も)
そして、Y理論で多くの成功を見た人はY理論を信じます。
(X理論で成功した人も)
知っているだから、その考えを簡単に変えることができません。
(最近はZ理論なる両方のいい所をとった理論があるようです)
(頑固おやじ)
しかし、どれだけの数を知っているかが重要です。
少ない経験で決めつけるのはとても危険です。
間違った先入観は可能性を閉ざします。
欠点は欠けている点ではなく、欠かせない点!
これは誰もが知っているはずです。
あなたの好きな人たちは欠点のない人たちですか?
いいえ、皆、欠点もあるはずです。そして、それも個性です。
でも、あなたは好きですよね、たくさん知っているはずです。
また、人に欠点や弱みを見せるのは嫌なものです。
でも、無理をしてしまうと疲れます。
自然でいいのではないでしょうか?
あなたの欠点や弱みにマウントしてくるような人、付き合う必要はありません!
無視していればよいのです。
そんな風に人生を送れると幸せだと思います。