できないテクニカルライターの特長
- 2つの作業を同時にする
- 基本を繰り返さない(軽視する)
- 時間に振り回される
上記以外に学び方が間違っていることがあります。
同じ努力をするのであれば結果が出る努力をしてください。
仏教の言葉に、知覚動考(チ・カク・ドウ・コウ)という言葉があります。
- 知る
- 覚える
- 行動する
- 考える
この順が結果を得ることができるという教えです。
勉強での知覚動考:結果の出る学び方
- 授業を聞いて新しい数式を習う
- 復習して数式を覚える
- 問題集をやってみる
- 正しくできたかを確認し、間違った場合は、なぜ間違ったかを確認する
勉強での知覚考動:結果の出ない学び方
- 授業を聞いて新しい数式を習う
- 復習して数式を覚える
- 問題集、自分で考えずに答えを見て、どうすれば解けるかを確認する
- 問題集をやってみる、当然正しくできます。
しかし、いざ本番で少し捻った問題が出ると解けません。
応用力がありません。
これでは結果が出ません。
答えを見ると「わかっている」「わかっていた」と錯覚します。
人の考えを聞いてから「私もそう思っていました」
こんな人いませんか?
残念なことに、私はたくさん見ました、、、、、
真似厳禁!こんなライターがいました!
勉強会が開かれました。
事前に1冊の本を読むように指示がありました。
参加者に聞くと、全員が読んだと言います。
勉強会では、例題が複数を出されました。
講師が質問します。
「この文章を見たことある人はいますか?」
参加者が答えます。
「初めて見る文章です!」
すべて事前に読むようにと言われた本に記載されている文章です。
読んでいるはずなのに、なぜでしょうか?
本には、例題と解説が書いてあります。
自分で考えずに解説を読んでいたのです。
だから、すぐに忘れます。
自分で考えて答えを書いてから、解説を読むべきなのです。
もう一つの理由は、一度だけしか読んでいないからです。
だから覚えていないのです。知覚が不十分!
1回読んだだけで覚えることができる頭脳があれば超難関大学も楽々合格します。
医者、弁護士、学者、、、、、何にでもなれます。
(先に答えを見ないでください)
「25-25-50のルール」
「学習する」「観察する」「行動する」時間の配分です。
- 学習する時間は25%まで
- 観察する時間は25%まで
- 実際にやってみる時間を50%
あなたは、どこに目を向けますか。
実際にやってみることが重要だと思う人がいます。
確かに、行動しなければ何も変わりません。
行動することは、結果を出すためには必須です。
しかし、重要なのは「学習と観察にかける時間」です。
「時間がもったいない」「早く仕事に取りかかりたい」
すぐに、実務に着手する人がいます。
しかし、情報不足、準備不足、計画不足、段取り不足、、
[ライティングをするならば]
- 25%の時間を必要な資料収集と課題の確認にあて、
- 25%の時間を下書き作成とスケジュールを作成し、
- 50%の時間で実際にライティングです。
社会人になり時間が経過すると基本を忘れる人が増えますね(汗)!