とても読書家で教養がある人がいます。
でも、不思議なくらい周りに人が寄り付きません。
ハッキリ言えば好かれていません。
もし自分に当てはまると思ったら、、、、、、見直しませんか?
その1:知っていることは、実行できていると勘違いしている!
名言などを引用して話をします。
「これはこういうものだ」と部下や後輩に話をします。
本人が実行できていればよいのですが、、、、、
往々にしてできていると勘違いしていることが多いのです。
聞いている部下や後輩は、冷ややかに受け止めます。
「だったら、あんたが実行しろよ!」
せめて「自分もできていないことがあるれど」と付け加えれば反感は買いません。
知っていると実行できるの間には天と地ほどの差がある。
その差が何によって生じるかは説明が難しいが、
それは知っていることを実行しようとするときに遭遇する、
様々な摩擦という抵抗である。
強い意志のみが摩擦を克服して知行合一を達成する。
教養豊かな方は、この言葉もご存じのはずなのに残念です(汗)。
その2:本の引用は心に刺さりません!
本を読んで学んだことを引用して話をしても相手の心に刺さりません。
不思議なことに、気持ちや魂は言葉に宿ります。
人は本能でそれを感じ取ります。心に響きません。
自分の体験を話してください。
体験談を普通の言葉で話せば、自然に相手の心に刺さるものです。
こんな笑い話
あるとき社長が説教を始めました。
聞いていた部下の中に、高学歴・読書家・教養豊富な人がいました。
その人は話を聞いて同僚に語ります。
「知っていることと実行できることが違うということを教えてもらいました!」
この人には響いたようです(笑)。
その3:口が上手いことは必ずしも良いことではありません!
頭の回転が速く、米国留学でディベートもあります。
賢い人です。必ず、自分の逃げ道を作っておきます。
社員は感じています。
「失敗すれば叱られるの自分、結果が出れば上司の手柄」
人は本能で見抜くものです。
人の本能は鋭い!
その4:当事者意識が欠如している!
結果を見てしたり顔で批評する人がいます。
会議などでお偉いさんがしばしばやらかします。
現場を離れて、結果でモノを言っているので正しいのは当たり前です。
教養や知識が豊富なので、結果論の分析は正確です。
当事者の部下や後輩は思います。
「知っていたのなら先に教えろよ!」
当事者意識が欠如しないように注意してください。
会社であれば、失敗した責任は上司にあります。
一番の上司は当然、社長です。
小さな会社の残念な社長のお話
あの会社の社長は、学がない、教養がない、だからダメなんだ!
あの会社の社長とは、一代で会社を上場企業にまでした人です。
どちらの社長が優れているのでしょうかね。
プロ野球ファンが「あんな打ち方じゃダメだ」と言っているのと同じです。
「じゃあ、あなたがやってみろよ」と言いたくなります。
菜根譚(中国の古典)
- 見通しが立たないことは潔く辞める決断を持て
- 心の狭い相手には近づかないのが大人の知恵
- 学んだんことを実践することが大事
- 自分が施した恩は忘れろ
そのお返しを待つようであれば、それは何の価値もない。
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読書家で教養豊かな人は、ご存じのはずです。
徳のある者は、智恵のある者を使えるが、
智恵のみの者に、人を使うことはできない!
人を動かす(D.カーネギ)
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世界的な名著です。
読んだことがない方もある方もオーディオブックで聞いてみませんか?
新しい発見と感動が待っています。