相手のことを考えない大人
つい最近のことです。
仕事仲間の女性経営者がある女性に仕事を頼みました。
その女性は、仕事の能力は高いのですが性格的に少々困った点があります。
自分が中心で相手の状況や立場などはお構いなしです。
言葉がきつく、相手の些細なミスを口汚く攻撃します。
相手がどう思うかなどは考えません。
言葉の暴力
私が知っていたのは数年前、そして距離を置きました。
相手によって態度も変わるかも?でも、少し心配でした。
三つ子の魂百まで、、、、その心配が的中しました。
女性経営者は言いました。
「もう二度と頼まない!あの人と話すと気持ちが落ち込み仕事全体に影響する!」
結局、私がその仕事を引き受けました。
意外に多い自分勝手な大人
2012年公開の映画ひみつのアッコちゃん!
ご覧になった方もいると思います。
主人公のアッコちゃんは本当は小学生です。
鏡の魔法で20歳を美しい女性(綾瀬はるかさん)に変身します。
映画の中での株主総会のワンシーンです。
会社の方向性を決める大事な場です。
総会屋もどきの輩も参加して乗っ取りが企てられています。
怒号が飛び交い、果ては掴み合いです。
そんな中、変身したアッコちゃんが壇上に立ってマイクで訴えます。
「人の意見はちゃんと最後まで聞きなさ~い。」
「誰でも良い所と悪い所があります。」
「そこのおじさん、小学校で習わなかったの?」
総会屋は言います。
「小学校の学級会じゃないんだ、黙っていろ!」
でも、心を動かされた人もたくさんいました。
アッコちゃんの会社の上司(岡田将生さん)の台詞です。
「シンプルに考えましょう、思い出しましょう。
元気に挨拶しましょう、助け合いの精神を大切にしましょう、
間違っていたとわかったら素直に謝りましょう、くじけるな、
会社再生のヒントは、そこにあるのではないでしょうか。」
そして、会社は再生するというストーリーです。
人の話を聞かない、話を遮るという光景は政治討論番組でも見かけます。
高学歴で大学教授の肩書を持つ人も中にはいます。
政治家の先生もいます。
自分の言いたいことだけを一方的に言う人は会社にもいます。
それなりの地位の人に多いのが悲しい事実です。
小学生よりもダメですね。
胸に手を当てて考えてください。
自分の子供には見せることができますか?
子供に教えたはずでしょう!
小学校で習った道徳
- 良いことと悪いこととの区別をし、良いと思うことを進んでしよう。
- うそをついたりごまかしをしたりしないで、過ちは素直に改めよう。
- 自分のやるべき勉強や仕事をしっかりとしよう。
- 自分でできることは自分でやり、よく考えて行動しよう。
- わがままをしないで、規則正しい生活を 節度のある生活をしよう。
- より高い目標を目指し、希望と勇気をもってやり抜こう。
- 正しいと判断したことは、勇気を持ってしよう。
- 自由を大切にし、自律的で責任のある行動をしよう。
- 自分の特徴に気付き、よい所を伸ばそう。
- 自分の特徴を知って、悪い所を改めよう。
- 気持ちのよいあいさつをしよう。
- 礼儀の大切さを知り、だれに対しても真心をもって接しよう。
- だれに対しても思いやりの心をもち、相手の立場に立って親切にしよう。
- 友達と仲よくし、助け合おう。
- それぞれの個性や立場を尊重し、いろんな物の見方を大切にしよう。
- 日頃、お世話になっている人々に感謝しよう。
- 日々の生活が人々の支え合いや助け合いで成り立っていることに感謝しよう。
- 約束や社会のきまりを守ろう。
- 働くことのよさを感じて、みんなのために働こう。
これができる大人は素敵です!
大人が思い出すと素敵な社会になることばかりです。
映画のようにシンプルに考えると良いのかもしれません。
でも、大人はいろんなものに縛られます。
プライド、見栄、自己顕示欲、虚栄心、嫉妬、金銭欲、出世欲、、、
道徳教育の在り方については様々な意見があります。
でも、思い出す価値があります。
バカげた争いや戦争もなくなると思います。
人間関係の基本を学びませんか?
人を傷つける言葉は、ブーメランのように自分に返ってきます。
でも、当人はそれに気づくことはありません。
そんな人は少数であり、距離を置くことです。
多くの人はそうではありません。
コミュニケーションを学ぶことで改善します。
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困った職場の人間関係を解決するヒントになります。
平成28年文部科学省の委託事業にも採択されました。
フジテレビ、NHKニュースでも取り上げられたこともあります。
実践できているかは、、、、、、(大汗)
小学生のお子さんがいらっしゃる方は教科書を読んでみませんか?
自分が恥ずかしくなるかも(汗)、、、、、、