今、あなたの目に見えているモノは本当に正しいのでしょうか?
少し疑ってください。
交通事故!
多くの加害者の方が「被害者が見えなかった」と言います。
視界には入っているはずなのに不思議ですね。
見えるはずのモノが見えない実験
とても有名なバスケットボールとゴリラの映像です。
(心理学者クリストファー・チャブリスとダニエル・シモンズの実験)
「youtube バスケットボール ゴリラ」で検索して実験してください。
ボールをパスした回数を数えてください言われて映像を見ます。
大学の実験では、50%の方が横切るゴリラが見えませんでした。
何の指示も受けずに映像を見た人は驚きます。
「あんなにハッキリ、ゆっくり動くゴリラが見えないの?」
見える、見えないのどちらが正しいかではありません。
人は、あるものに集中すると他のものが見えなくなります。
視界に入っていてもです。
人の目はカメラの目とは違い、脳が映像を処理しています。
ながら運転は厳禁ですよ!
職場で試してみました。
5名の参加者の全員が見えませんでした。
私も見えませんでした(汗)、、
読めないはずの文字が読める実験!
もう一つ面白い実験を紹介します。
こんちには、みさなん、おんげきですか?
わしたはげんきです。
どでうすか?
ちんゃとよゃちめうでしょ?
イギリスのケンブリッジ大学の研究結果です。
最初の文字があっていれば、順番がメチャクチャでもちゃんと読める!
文章を書いた後、間違っていないかを確認します。
でも、ちゃんと見たのに見落とすことはありませんか?
自分が書いた文章ですから読めますよね。
正しいが前提で読んでいると危険です!
正しくないはずだ、どこか間違っている箇所を探そう!
と意識してください。
人によって見えるモノが違う!
自分と同じうように他人にも見えていると思うのは錯覚です。
ルビンの壺などのように目線で見えるモノが違います。
他人の悪い所に目が行くのは人間の本能、防衛本能です。
悪い所が気になる、、、
悪い所に目線が向くと良い所が見えなくなります。
嫌いになると長所が短所に見えるようにもなります。
少し目線を変えるだけで違う景色が見えますよ。