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人材育成の基本|優秀な社員やダメな社員に注目しないこと!

どんな組織にも優秀な社員とダメな社員が存在します。
そして普通の社員が存在します。
あなたの属している組織も同じだと思います。

リーダーは、ダメな社員を何とかしたいと奮闘します。
でも、それは正しいのでしょうか?

    叱るとエネルギーを大きく消耗しますヨ!

2:6:2の法則
  1. 一生懸命仕事して会社を引っ張る優秀な社員が2割
     (神輿を担ぐ人)
  2. 普通に働いている社員が6割
     (神輿を支える人)
  3. やる気が無く足を引っ張るダメな社員が2割
     (神輿にぶら下がる人)

    会社や組織の人の構成比(比率は多少の幅があります)です。
ダメな人に目が行きがちですが、、、、

組織をレベルアップするには、どうすればよいでしょうか?
往々にしてダメな社員2割を引き上げたくなります。

残念ながら簡単に成功しません。
それに必要な多くの労力を考えてください。
   dame.jpg
いや、そんなことはない、
人はヤル気にあなれば誰でも成長する!
最初から決めつけるのは間違っている!
そんな声が聞こえてきます。

でも、思い出してください。
学生時代、皆が一流高校や一流大学に進みましたか?
スポーツでも皆が甲子園や全国大会に出場しましたか?

残念なことに人の能力には差があります。
当たり前のことを続けることができるかという能力の差が一番です。

  • 予習復習を毎日する!
  • 地道なトレーニングを毎日する!
      
    知らない人はいませんが、できる人は少ないですね(汗)、、、、
    大人になったからと言って急にできるようになることはありません。
    訓練されていないのですから、、、、、、当然です。
優秀な社員2割を強化する、、、

優秀な社員を更に強化しようとする組織もあります。
しかし、成果は多くありません。
そもそも優秀な人は、自分で勝手に成長します。

    

普通の社員6割を引き上げる!

6割を占める一番多い普通の社員に目を向けてください。
優秀な社員やダメな社員に目を向けないでください。
ただし、優秀な社員にしようと思わないことです。
本人に負担がかかり疲労してしまいます。
60点を70点にするつもりで取り組んでください。

おわりに

では、ダメな社員は放置しておけばよいのでしょうか?
いいえ、それでは他の社員に示しが尽きません。

幸いに仕事には強制力があり、上司は指揮命令することができます。
自己啓発とは違い、仕事はやらなければならない、やるしかありません。
勿論、パワハラには注意してください。
ダメな社員ほどパワハラだと騒ぐものです(汗)。
  
ダメな社員は普通の人がやっていることをやっていないものです。
おかしなプライドや癖があります。
・事前に上司や先輩に確認し了承を得ること!
・チェックシートを使って確認すること!
・報告連絡相談すること!
当り前ができていないものです。

  

これを実行するように指示することはパワハラではなく、当たり前のことです。
帳票(報告書・チェックシートなそ)で実行するしかない仕組みを作ってください。 


人には向き不向きがあります!

諦めも心の養生!

それを無視するようであれば諦めてください!

仕事の環境を変えてあげてください。
部署を変える、仕事内容を変えるなどです。
環境を変えることができない場合は、必要最低限の管理をしてください。
会社のルールを無視すのであれば退職勧告もできます。
私の経験では、この勇気が大切だと痛感しています。

確かにコミュニケーション力を高めることも大切です。
しかし、2割のダメな社員を動かすには普通の人への倍のエネルギーが必要です。

学ぶのであれば実践トレーニングができる学びを選んでください!

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