毎日毎日同じことばかり続けるとマンネリになり、つまらなくなるものです。
テクニカルライティングも10年を超えると、オモシロクなくなることがあります。
自分の心の持ち方次第だと言いますが、、、
どんな仕事も同じことの繰り返しです。
それをマンネリに感じない人もいます、なぜでしょうか?
同じ仕事でも、昨日と今日で違い、自分の成長を実感できるからです。
落語家は、同じ話をします。
1回より10回、10回より100回、、、どんどん上手くなります。
拍手や笑いも増えます、だからマンネリがありません。
職人さんも同じです。
今日よりも明日は、もっと上手に、だからマンネリがありません。
料理人も同じです。
今日よりも明日は、もっと美味しく、だからマンネリがありません。
少し事情が違うテクニカルライティング
テクニカルライティングのコツは多くありません。
一文を短く書く、一文一義で書く、誤解がないように書くなどです。
正しく方法で10年も続けると誰でもが一定レベルに達します。
※間違った方法では、、、、(汗)
するとデザインや体裁に走りたくなります。
しかし、それは無意味にコストと時間がかかるだけです。
レイアウトはシンプルにが基本ですからオススメできません。
ノルマ(目標)を課しても10年も経つと成長の限界、伸びしろが小さくなります。
仕事柄、たくさんの拍手をもらうこともありません。
だから、10年を超えるとオモシロクなくなるんですね!(笑)
仕事だと割り切るしかないのでしょうか?
視点を変えるとオモシロクなるかも?
同じライティングでもWebライティングのテクニックはまるで違います。
視点やアプローチを変えると、書くことが面白くなるかもしれません。
Webライティングのテクニックの一部を紹介します。
ベネフィットを前面に出す
数値ばかり、、、
機能、成分などを中心に説明するのではなく、買うとどんな良いことがあるかです。
例)英会話ができると、海外旅行が楽しくなる、外国人の友人ができる、
外国人の恋人ができる、視野が広がる、外国で住める、就職に有利、
会社での昇進・昇給など人生が変わるチャンスが増えます。
例)この商品には保湿効果があり、お肌にハリが戻り、若く見られるようになります。
PREP法
- Point:結論
- Reason:理由
- Example:例
- Point:結論
この流れで文章を書きます。
(Point:結論)
製品を導入してとても満足しています。
(Reason:理由)
〇〇工業様の導入例を見て、当社にピッタリの製品だと一目で感じました。
(Example:例)
夜間も無人で稼働なので件費を増やさずに生産量を50%も増やせました。
設備投資額も3か月で回収できました。
(Point:結論)
導入は成功でした。今後の開発に期待します。
QUESTフォーミュラー
- Quality(対象・ターゲットを絞り込み、問題を提起)
- Understand(共感する)
- Educate(説明、恐怖の説明)
- Stimulate(良い未来・ベネフィットで興奮させる)
- Translate(購入を促す、限定・緊急性)
この流れで文章を書きます。
(Quality)
生産量を増やしたいが、人手不足で採用ができない、、、
困っている製造業の経営者の方も多いかと思います。
(Understand)
折角の受注増のチャンスを逃してしまう、若い人は製造現場の仕事をしたがらない。
たとえ採用しても長続きしない、固定費が増えて不況時に困るのではないか。
さまざまな悩みがあります。
(Educate)
採用しても直ぐに退職するかもしれません。
このチャンスを逃せば成長の機会を逸するかもしれません。
受注が減ったときに人件費が圧迫するかもしれません。
(Stimulate)
この製品であれば、人を増やすさないで生産量を増やすことができます。
人件費が圧迫する心配もありませんし、導入費用も3か月で回収できます。
20台限定で〇〇〇〇〇を無料で装備いたします。
折角、ライティングの仕事をしているんです。
カタログ、セールスマニュアル、販売資料、HPにも興味を持ってみませんか?