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新人教育は自分を見直すチャンス|その7:報連相を教えよう!

絶好のチャンス到来

新社会人さんがやってくる季節です。

教えながら自分を振り返ることができる絶好のチャンスです。

     

報連相を教えよう!

ビジネスにおいて報連相は、基本のキです。

その中で特に注意して欲しいことがあります。

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事実を伝えない

商談状況の事実です。

  • 15分と短い時間しかいただけなかった。
  • 簡単にしか説明できていない。
  • 十分に内容を理解いただけていない可能性がある。
  • 事務的に「わかりました部長に報告します」と言われた。

それなのに、こんな報告をする人がいます、、、

ご存じの通りA氏はご多忙な方ですので、中々アポイントが取れず苦労しました。
その甲斐あって昨日、ようやくお時間がいただけまして、提案内容を説明しました。
提案内容にもご満足いただけたのではないかと思います。
あとは先方の部長の判断次第かと思います。
   

これでは事実とは異なってしまいます。
自分の頑張りを訴えたい、悪い情報を伝えたくないという思いが入っています。

これは極端な例かもしれませんが、やらかしてしまう人が多いものです。
事実は事実、正確に伝えてください!

都合の悪いことほど早く伝える
契約が取れた、商談が上手く行った、お客様から高評価をいただけた等々、、、
良い情報はすぐに報告しますが、悪い情報はどうですか?
もう少し状況を見てからタイミングを考えて報告しようと思ってしまいがちです。
これは大きな誤り、悪い情報であればあるほど早く!
    

上司が早く知りたいのは悪い情報、早ければ手が打てるかもしれないからです。
勿論、叱られるでしょうが、先送りすればするほど状況は悪化します。

悪い報告を早くしてくれる部下を評価できない上司は最悪、管理職失格です。

   

この2つができていない人、驚くほど多いものです(汗)、、
つまならいプライドや見栄を捨てればいいだけです!
感情や思いを伝えるのは難しいですが、事実を伝えるのは簡単なはずです。
先輩諸氏、覚えていますか?

報連相は、基本のキ!

もし、こんな態度を取っていたら報連相は成立しなくなります。

忙しいからと言って部下からの報告を目も合わせずに聞く

そうでなく、目を合わせてください。

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なぜ報連相をしなかったのか、と叱責する

そうでなく、「何があったら報連相をできる?」と行動を問うてください。 
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報連相くらいきちんとしろ、と叱責・批判する

そうでなく、「自分も報連相で失敗したよ」と同じ目線で語ってください。

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「で、、、だから何?」「結局何が言いたいの?」となじる

そうでなく、「伝えたいのは〇〇〇と言うこと?」と問いかけてください。 

    nigate.jpg威張れば心のシャッタが閉まる!

  • 正しく報連相をするのは、部下の義務です。

  • 報連相がしやすい雰囲気を作るのが上司の責任です。