新入社員の3人に1人が、3年以内に退職する現実
新緑の清々しい季節ですが、今年も五月病警報が発令されました。
厚生労働省のデータでは、新入社員の3人に1人が、3年以内に退職します。
3人に1人が3年以内に退職すると云うことは、、、
ネガティブな数値の方が、ポジティブな数値よりも大きく見えます。
(ネガティブ優位性)
どちらにしても、30%超の方が退職します。
その中でも、1年目に退職する人が、多くを占めます。
転職は、白い目で見られた時代もありましたが、今は、違います。
五月病は、C感染症と同じで、もう怖くないのでしょうか?
安心して退職してもいいのでしょうか?
自分に合わない仕事、無理に続けることは、プラスにはなりません。
こらえ性がない、などと非難されることもない時代です。
でも、これだけは自問自答してください。
全力で、目の前の仕事に取り組みましたか?
YESであれば、転職してください。
NOであれば、その転職は心配です、、、、、
- やりたい仕事をさせてくれない!
- 評価されない!
- 仕事にやりがいがない!
どこに行っても、同じ結果になる可能性があります、、、、(汗)
とにかく、目の前の仕事を全力でやってみてください!
それからでも転職は遅くありません。
自分探しの旅、出かけないでください!
自分探しの旅に出る、カッコ良く、素敵な旅のように聞こえます。
しかし、その旅で自分を見つけて帰ってくる人は、どの程度いますか?
残念ですが、見つからない人がたくさんいます。
自分探しの旅に出る理由です。
- やりたことがわからない
- 目的がわからない
- 何をしたらよいかわからない
- 現状に不満がある
- 自分に自信がない
旅は、気分が変わります、文化や風土が違う環境で、自分を見つめ直す、、、
でも、旅を楽しむだけで、旅自体が目的になりがりです。
そもそも、その旅の目的は明確ですか?
- 自分のやりたいことを探す
- 人生の目的を探す
- 自分がどんな存在なのかを探す
- 自分はどんなことで、世の中の役に立つのかを探す
何だからしく感じますが、漠然としています。
現状に不満がある、自分に自信がない、逃げているだけかもしれません。
旅の目的が分かっていないと、迷走します。
自分探しの旅を全否定しません。
しかし、それは短期間(どんなに長くても半年)で終わらせてください。
そして、実生活の中で自分を知り、自分を成長させてください。
自分を知り、自分を創ろう!
知人者智、自知者明:人を知る者は智なり、自ら知る者は明なり
人のことが分かるのは智者と言えるが、自分を知る者こそ明智の人である。
旅に出なくても、自分を見つめ直すことはできます。
実生活の中で、自分を知り、自分を創ることが大切です。
自分を知り、自分を創る(内側に目を向ける)ことをせずに、
旅(外側に目を向ける)に出ても、気づきは多くありません。
視野が狭い状態では、気づけません。
自分を探している時間を、自分を知る、自分を創るに充ててください。
五月病は、人生をも左右する、怖い病です!
辞めたい理由を言語化してください!