絶好のチャンス到来
新社会人さんがやってくる季節です。
教えながら自分を振り返ることができる絶好のチャンスです。
五月病と勘違いを教えよう!
新緑のすがすがしい季節になると、五月病警報が発令されます。
フレッシュでハツラツとした皆さんも研修が終わり、いよいよ仕事です。
社会人生活は、自分が思っている以上に肉体も精神的も疲れています。
ワクワクと期待していた社会とは違っていたかもしれません。
友人に別の会社の様子を聞いて、ショックを受けることもあります。
ゴールデンウイークで一気に緊張の糸が切れてしまうことがあります。
真面目で責任感や忍耐力がある、頑張り屋さんが病んでしまうものです。
でも、こんな勘違いをしている人もいます。
- やりたい仕事をさせてくれない!
- 仕事にやりがいがない!
しかし、その旅で自分を見つけて帰ってくる人は稀です。
- やりたことがわからない
- 仕事の目的がわからない
- 何が向いているのかわからない
- 現状に不満がある
- 自分に自信がない、、、、
旅は、気分が変わりますが、自分を見つめ直すことはできないものです。
迷走するだけです。
こんな経験をした先輩達がいます!
希望の職種に配属されなかった、、、
技術部で新製品を開発したいと希望していたのに製造部に配属されました。
でも、製造部での経験が大きく役に立ちました。
図面では、どこにでもボルト穴をあける位置を書けます。
そんな位置にどうやって手を入れるんだ!
現場の経験がない人がやってしまうミス、現場の経験は大きな意味がありました。
営業部でバリバリ売りたいと希望していたのに製造部に配属されました。
腐っていると、先輩社員が教えてくれました。
私は、すぐに営業部に配属されました、君からみると羨ましいでしょう。
でも、営業先で製品の製造工程を聞かれても、大丈夫ですとしか言えません。
経験がない、現場を見ていないので具体的に話せません。
説得力がないのですね、だから売れなかったのです(笑)。
そして、会社にお願いして製造部に配属してもらった経験があるよ。
我が社が作っている製品を知るチャンスじゃないか、きっと役に立つよ!
営業部でバリバリ売りたいと希望していたのに総務部(庶務)に配属されました。
庶務の仕事は、地味、きちんと処理して当たり前、誰もほめてくれません。
仕方なく、目の前の仕事に全力で取り組みました。
- 事務用品が不足していないか
- トイレは汚れていないか
お客様が汚いトイレを見たらどう思いますか?
その後、営業部に配属され時、お客様を第一に考えることができました。
まだスタートしたばかりです、視野も狭く、経験もありません。
確かに厚生労働省のデータでは、
新入社員のおよそ3人に1人が、3年以内に入社した企業を退職しています。
でも、初心者マークが取れるまでは辛抱してください。
旅に出るよりも遥かに成長できます。
先輩諸氏、覚えていますか?
どんな勘違いをしていましたか?
それを新人に教えてあげてください!