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正義ともう一つの正義の争い、その究極が戦争

正義ともう一つの正義の争い、その究極が戦争

正義(正しい)には、様々な基準があります。
宗教、文化、思想、価値観などが違えば、正義は変わります。

正義の反対は悪ですが、争いの多くが、正義VSもう一つの正義です!

正義と正義がぶつかり合うと、ものすごい衝突のエネルギーが発生します。
今も世界で起きている戦争は、正義VS正義です。

他者を認め、受容し、理解し合うことが大切と理解していても、
正義(正しさ)が関わってくると、急にむずかしくなるのが人の心です。
     

ダイバーシティとは云うけれど、、、、 
寛容な気持ちで、他者の正義(正しさ)を受け入れるのは、簡単ではありません。

  

正義 VS 正義がぶつかるエネルギーを、前向きなものに変換できれば、、、、、
そこには、素晴らしい未来が待っているのではないでしょうか?

はず・べき・もの

ビジネスの場でも、正義(正しさ)にこだわるタイプの方がいます。
年配の経営者や管理職に多く見られます。
そんな方の特徴は、「はず、べき、もの」を言ってしまう点です。

  • はず
    そんなことはわかっているはずでしょう!
    前にを教えたはずでしょう!
  • べき
    事前に相談すべきではないですか!
    すぐに報告すべきではないですか!
  • もの
    仕事とは、そういうものでしょう!
    営業とは、こういうものでしょう!

       

 

でもそれは、自分にとっての都合のいい正義(正しさ)を求めているのでは、、、
それを部下や後輩に、押し付けているのではないでしょうか?

部下や後輩が、そう行動したのには、理由があります。
その人の真実があります。

部下や後輩は、立場上、「わかりました、今後気を付けます」と答えます。
しかし、相手に伝わり、理解され、行動されることは少ないものです。

「はず・べき・もの」は「恥ずべきもの」

相手の間違いを指摘することからは、何の利益も生まれない!
(デール・カーネギ)

部下がミスをしたとき、、、

  • なぜ、ミスをするんだ、教えたはずだろう!
  • チェックシートを使って、チェックすべきでしょう!
  • それが、仕事というものでしょう!
        
    これで部下は、完全に心のシャッターを閉じます(汗)。
    そして、口を閉じてしまいます。
    思い当たる方、少ないくないのでは(笑)、、、、、

常識のある部下であれば、ミスをして辛い思いをしています。
なぜ、ミスをしたのかを考えています。
余程の馬鹿者でない限り、、、でも稀に存在します💧💧💧

上司:ミスをして、あなたも辛い思いをしているだろうと思います。
   なぜミスをしたのか、あなたはどう思っていますか?

部下:チェックシートを使うのを忘れたからだと思います。

上司:なぜ、忘れたのだろう?

部下:忙しくて、つい、、、

上司:どうして忙しいと忘れるのだろう?
   次やるとすれば、どうやって忘れないようにできるだろうか?

この方が良い結果になるものです。