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上司と部下の正しいことは違います!

部下や後輩が、素直に自分のアドバイスを受け入れてくれない、、、
正しいことを言っているはずなのに、、、なぜでしょうか?
腹が立ちますよね、そして、更に強く叱責することがあります。
そして、何も変わらず、自分には指導力がないのかと悩みます。

   

上司と部下の正しいことは違う!

同じ景色、同じ文章、同じ事実を見ても人によって見えるモノが違います。
その時の気持ちでも違いますし、知識や経験でも違います。

上司が部下や後輩を見て、間違ったことをやっているように見えて叱責します。
勿論、仕事のやり方が稚拙で本当にムダな場合もあります。
そういう場合は、説明して指導すれば直してくれます。

   

間違っていると思ってやっている人はいません。
部下や後輩には、何か理由があるのかもしれません。

自分が正しいと思うことが正しい、という固定観念を捨ててください!

知っている知識や経験で間違っていると判断しているだけかもしれません。
この思いを忘れないでください。

そこにチャンスがあるかもしれません、叱らずに、理由を聞いてください。
あなたが気づいていないモノがあるかもしません。

頭ごなしに、怒ったり、叱ったりすればチャンスを逃します。
間違っているのではなく、正しいが違っているだけかもしれません!

視野を広く、固定観念を捨てる!

こんな話があります。

部下の書類にチェックミスが多くあります。
確認すると部下は、PCの画面上でチェックしているとのです。

ある上司は、出力して紙で確認しなさい、と指導します。
昔ながらの作業方法が正しいと思うからです。
部下は、しぶしぶ従いますが、結果は変わりません。

   

ある上司は、どうして出力して紙で確認しないのか、と聞きます。
部下は、フセン機能、マーカー機能、検索機能もあり便利ですと答えます。
上司は、では、どうしてミスが多いのだろう、と部下の作業内容を確認します。
すると、原因がわかりました、チェックする項目が抜けていたのです。
指摘してからは、部下のミスは激減しました。

そして上司は、紙代の節約になり、効率も上がると考えました。
PC上でのチェックを作業標準として、チーム内で推奨しました。

瓢箪から駒意外なチャンスだったのです。

指導する立場の方は、広い視野、そして固定観念を捨てましょう!