小学生や中学生の頃、どのように勉強していましたか?
先生は教えていたはずです。
- 予習して授業を受けること
- そして必ず復習すること
- 問題を解いて理解できているか確認すること
- 間違った箇所は再度復習して再度問題を解くこと
これを実行した人はとても成績が良かったはずです。
実行しなかった人は、、、、(汗)
ここで注意しなければいけないのは、問題を自分で解くことです。
先に答えを見ないことです。
自分ではわかったつもりですが、いざ本番では解けません。
わかったつもりだからです。
知覚動考(チ・カク・ドウ・コウ)
仏教の言葉です。
この順が結果を得ることができるという教えです。
- 知る
- 覚える
- 行動する
- 考える
◎勉強での知覚動考
- 授業を聞いて新しい数式を習う
- 復習して数式を覚える
- 問題集をやってみる
(自分でやってみることが動です) - 正しくできたかを確認し、間違った場合は、なぜ間違ったかを確認する
✖勉強での知覚考動
考えてから行動は成果が少なくなります!
行動してから考えた方が深く考えることができます。
- 授業を聞いて新しい数式を習う
- 復習して数式を覚える
- 問題集の答えを見て、どうすれば解けるかを確認する
(自分でやってみる前に答えを見ては意味がありません) - 問題集をやってみる、当然正しくできます。
しかし、いざ本番で少し捻った問題が出ると解けません。
応用力がありません。
✖勉強での知覚考
- 授業を聞いて新しい数式を習う
- 復習して数式を覚える
- 問題集の答えを見て、どうすれば解けるかを確認する
(自分でやってみることが動が抜けています)
自分ではわかったつもりですが、いざ本番では解けません。
わかったつもりだからです。
大人になっての学びが危うい!
大人になってセミナー(勉強会)で学んだときに知覚動考できていますか?
◎正しい知覚動考
- セミナーに参加して知識を学びます。
- 復習し、学んだことをしっかり覚えます。
- 実際に仕事で試してみます。
- 上手く行かないこともあります。
何が良くなかった、学んだ内容を見直しながら考え、再度、試します。
✖知覚不足
✖知覚考
- セミナーに参加して知識を学びます。
- 復習し、学んだことを覚えます。
- でも仕事では使いません。(以前のまま)
何も変わりません。
考え過ぎて行動できない人もいますが、、、、、
これもセミナーの時間とお金は無駄です。
どんなに知識をしっかり覚えても、行動しなければ意味がありません。
ただのノウハウコレクターです。
復習しない大人がたくさんいます!
お子さんがいる人は子供に言っていいるはずです。
復習が大切だと。
復習しなくてもできる人は天才ですね(皮肉です)。