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ほめ達の学び~その7~:正義の反対とは、悪ではなく、もう一つの正義

正しさにこだわるタイプの方がいます。
年配の経営者や管理職に多いのではないでしょうか。
でもそれは、自分にとっての都合のいい正しさを求めているのでは、、、、
それを社員や部下に押し付けているのではないでしょうか?
そして、それが正しいことだと信じいるのではないでしょうか?

   

はず・べき・もの

そんな方の特徴は、「はず、べき、もの」を言ってしまう点です。
こうなるはずだ、こうするべきだ、そういうものだ、、、、、
部下や後輩を叱るときに、つい言ってしまいます。

「はず」

  • 「そんなことはわかっているはずでしょう!」
  • 「前にを教えたはずでしょう!」

「べき」

  • 「事前に相談すべきではないですか!」
  • 「すぐに報告すべきではないですか!」

「もの」

  • 「仕事とは、そういうものでしょう!」
  • 「営業とは、こういうものでしょう!」


    強制や押し付けと受け取られます。
    立場上、相手は「わかりました、今後気を付けます」と答えます。
    しかし、相手に伝わり、理解され、行動されることは少ないものです。

    部下や後輩がそう行動した理由があります。
    その人の真実があります。

    「はず・べき・もの」は「恥ずべきもの」
    相手の間違いを指摘することからは、何の利益も生まれない!
    (デール・カーネギ)

まず共感!

一方的に決めつけられれば、相手は怒りの感情すら湧きます。

「なぜ、ミスをするんだ、教えたはずだろう!」
「チェックシートを使ってチェックすべきでしょう!」
「それが、仕事というものでしょう!」

    

これで部下は、完全に心のシャッターを閉じます(汗)。
そして、口を閉じてしまいます。
恐らくミスは再び繰り返されます。
思い当たる方は少ないくないのでは(笑)、、、、、

常識のある部下であれば、ミスをして辛い思いをしています。
なぜ、ミスをしたのかを考えています。
余程の馬鹿者でない限り、、、でも稀に存在しますね。
そんな場合は諦めてください(諦めも心の養生)。

    

上司:「ミスをして、あなたも辛い思いをしているだろうと思います。
    なぜミスをしたのか、あなたはどう思っていますか?」
部下:「チェックシートを使うのを忘れたからだと思います。」
上司:「なぜ、忘れたのだろう?」
部下:「忙しくて、つい、、、」
上司:「どうして忙しいと忘れるのだろう?」
   「次やるとすれば、どうやって忘れないようにできるだろうか?」

この方が良い結果になるものです。

正義の反対とは、悪ではなく、もう一つの正義

人の性格は、急に変えられるものではないので厄介です。
でも、考えてみてください!
考え方や正しいには、様々な基準があるのではないでしょうか。

正義の反対とは、悪ではなく、もう一つの正義!

正義と正義がぶつかり合うと、ものすごい衝突のエネルギーが発生します。
他者を認め、受容し、理解し合うことが大切と理解していても、
「正義」「正しさ」に関わってくると、急に難しくなるのが人の心です。
注意が必要ですね。

      その究極が戦争では、、、

ダイバーシティとは云うけれど、、、、 

様々な多様性に寛容さが求められる現在ですが、簡単には実現されていません。
寛容な気持ちで他者の正しさを受け入れていきたいものです。

正しさと正しさがぶつかるエネルギーを前向きなものに変換できれば、、、、、
そこには、素晴らしい未来が待っているのではないでしょうか?

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