ビジネスの法則は、どれも科学的研究に基づいています。
覚えていますか、活用しています?
2:6:2の法則
会社組織では、このように分かれます。
- 一生懸命仕事して会社を引っ張る人が2割(神輿を担ぐ人)
- 普通に働いている人が6割(神輿を支える人)
- やる気が無く足を引っ張る人が2割(神輿にぶら下がる人)
スポーツや勉強では、このように分かれます。
- 得意な人が2割
- 普通な人が6割
- 苦手な人が2割
上の2割を除外しても、残りがまた2:6:2に分かれます。
人間関係では、このように分かれます。、
- あなたを好きな人が2割
- あなたを好きでも嫌いでもない人が6割
- あなたを嫌いな人が2割
「殆どの人は、あなたを嫌いな2割の人を意識しすぎている。
それによって、自分らしさが出せていない人が、あまりにも多すぎる」
(松下幸之助氏)
仕方がないんです、相手がどう思うかなんて考えないでください!
人は思うように思うものだから気にしても仕方ありません。
相手の感情は相手のものです。
ありたいと思う自分を目指して、それだけを考えましょう!
ありのままのあなたを嫌いな人は離れて行きますが、気にすることはありません。
ありのままのあなたを好きな人だけが、あなたの周りに残ります。
それでよいのではないでしょうか?
80:20の法則(パレートの法則)
上位20%の要素で全体の80%程度を占めることが多いという経験則です。
例えば、下記のようなことです。
- 上位20%の顧客で売上げの80%を占める
- 上位20%の商品で売上げの80%を占める
- 故障原因の上位20%で80%の故障を説明できる
- アフィリエイトでは上位20%の方が80%以上の売上を占める
20%の重要な要因を解決して、80%の成果を上げるこができます。
少ない労力で大きな効果です!
ハインリッヒの法則(ヒヤリ・ハットの法則)
1個の重大な事故の背後には、29個の軽微な事故があります。
そして、その背後には、300個のヒヤリ・ハットした瞬間があると云うことです。
1個の大きなクレームの背後には、29個の軽微なクレームがあります。
そして、その背後には、300個の潜在的な不満があります。
不満を持った顧客の96%は企業に対して何も言いません(怖)。
ファーストチェス理論
5秒考えた結論と30分考えた結論が86%の確率で同じになります。
時間をかければよい結論が出るというのは誤りと言われています。
「どんなことでも10秒考えればわかる。
10秒考えてもわからない問題はそれ以上考えても無駄だ!」
ソフトバンク社では「検討中」という言葉はNGワードです。
「10秒考えて答えが出ないなら、考えるのを止めなさい!
上司に相談するとか、情報を調査するなど、すぐ行動に移せ!」
考えている振りをしていることはありませんか?
25-25-50のルール
学んだり考えていても、実行しなければ意味ありませんね!
1:5の法則
新規顧客の獲得するコストは、既存顧客を維持するコストの5倍かかります。
新規顧客を増やすよりも固定客を囲い込む方が、企業にとっては収益性が高いのです。
既存のお客様は大切にしてください。
しかし、企業がどんなに努力しても15%の顧客は離れるというデータがあります。
顧客の創造が重要とドラッカーも言ってています。
新規顧客の開拓を止めては企業の発展はありません。
毎年15%売上が減少したら5年後には売上半減、バランスが大切です!
エメットの法則/ディヘイの法則
すぐに処理できることを先延ばしすると、処理に2倍のエネルギーがかかります。
(エメットの法則)
簡単な仕事は、いつでもできるという理由で常に先延ばしされます。
(ディヘイの法則)
先延ばしは大きな無駄を生みますね!
上手に活用してみてはいかがでしょうか?