ほめる効果を学び、ほめることが大切だと思い、とにかくほめちぎる人がいます。
でも効果がないどころか、逆に嫌われしまうことがあります。
どうしてこんなことが起きるのでしょうか?
ほめ達の基本を思い出せ!
ほめる:おべんちゃらを云うこと、耳障りの良いことを云うことではありません!
- 「人」や「モノ」(商品・サービス)・「出来事」などに独自の切り口で、
価値を見つけ出すことがほめることです。 - ほめることは、人をコントロールするためではありません。
- ほめるのは、上位者が下位者にするものではありません。
- 人間力や魅力がない人に、ほめられても嬉しくありません。
だから、自分の人間力や魅力を高めることが大切です。
すごい、さすが、すばらしい(言葉の3S)を乱発していませんか?
言葉の3Sを使うことは大切ですが、いたずらに乱発しないでください。
何がすごいのか、さすがなのか、すばらしいのか、見えていますか?
本当に相手の価値を見つけ出しているのであれば、具体的にほめてください。
- すごい、いつも納期を守ってくれるね!
- さすが、丁寧に仕事をしてくれるね!
- すばらしい、いつも笑顔だね!
相手の価値を見つけていますか?
そう思っていなのに無理にほめると、うさん臭くなるだけです。
本当はそう思っていないことが透けて見えると、相手は馬鹿にされたように感じます。
- 「人」や「モノ」(商品・サービス)・「出来事」などに独自の切り口で、
価値を見つけ出すことがほめることです。
上から目線ではありませんか?
上から目線のように感じられる言葉を使わないでください。
よくできましたね!、上から目線ではないですか?
- ほめることは、人をコントロールするためではありません。
- ほめるのは、上位者が下位者にするものではありません。
ほめることの意味を取り違えているのではないでしょうか?
相手が失敗したときにほめていますか?
結果が出たらほめる、それは当り前ですが、失敗したときにほめてください。
部下が失敗したとき、部下にどう言いますか?
- 悔しいよな、頑張っていた証拠だ、よくやった!
- 失敗は経験だよ、挑戦しなればできないよ!
失敗は気づき、前向きな失敗は成長の源、大歓迎の心を持ってください。
チャレンジするから失敗もある!
言葉を探し続けていますか?
学んだことをすぐに使うと不自然なもの、いわゆる付け焼刃です。
その状態から成長していない、上っ面しか理解していないのではないでしょうか?
- 学びと言うのはまず知ること、知らなければ使いようがありません。
- 次に使ってみることです。
- それを使い続けて初めて、自分のものになり、自然になってきます。
スタートラインに立っただけです、言葉を探し続けてください!