本を読んで学んだ言葉などを、部下や後輩に学んだことを教えたくなるものです。
ただし、知識をひけらかしても部下の心は打ちません、伝わりません。
指導力を発揮できません、ご注意ください。
むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、
ふかいことをおもしろく、おもしろいことをまじめに、
まじめなことをゆかいに、そしてゆかいなことはあくまでゆかいに!(井上靖)
むずかしい言葉を使いたがる管理者
たくさんの本を読み、熱心に学んだ管理者に多く見られます。
でも、それは単なる自己満足、豊富な知識や語彙力を自慢しているだけです。
コミュニケーションの目的は、相手に理解してもらうこと!
名言や故事もいいですが、相手の理解を考えてください。
ノーベル賞受賞の学者は、誰にでも分かるように、興味が湧くように話をします。
100知識ではなく150~200以上の知識と経験を持つからできのでしょう。
見習いたいものです。
むずかしい言葉で話すことは、その知識が少しあればできます。
実は、やさしいのです。
むずかしいことをやさしく説明するのは意外にむずかしいものです。
できない時は、もっと学ぶべきですね。
中途半端な知識は、指導力を下げる!
付け焼刃のような知識では恥をかいた方がいます(汗)、、、
- DXって何の略、トランスフォーメーションならDTでは?
- お客様からの苦情の電話をインバウンドっていうのは何故?
- ワンオンワンって1対1で話すことと何が違うの?
- アジェンダとレジュメはどう違うの?
聞かれて困っている人を見ました(汗)、、、
堅忍不抜、不撓不屈、、、以前は力士が使ったりました。
わかってるんかいな?、、、最近では聞かれなくなりましたね。
あるの管理者は、むずかしい言葉が大好きです。
無謬性という誤謬、啐啄同時、画竜点睛を欠く、、、、
そして、どういう意味か分かるか?、尋ねます。
分からないと答えると、なんだ知らないのか、もっと勉強しなさい!
知識をひけらかしているだけです。
8割は誰でもわかる言葉で話し、その中に1つ2つ、むずかしい言葉を入れる!
話し方のテクニックですが、使いかたを間違えないでください。
「〇〇〇って何ですか」と勇気を持って聞く人がいます。
それに対して笑顔で対応してください、ただし自慢気な態度は厳禁です。
中には、ムッとし、不機嫌になる人がいますが、最悪です、、、