頭に響く話し方と心に響く話し方

話し方には、頭に響く話し方と心に響く話し方があります。
部下や後輩に話をするときは、少し意識してください。

　　　

頭に響く話し方

実務を教えるのであれば、頭に響く話し方です。
商品の説明、プレゼンでも、頭に響く話し方をしなければいけません。、

• 最初に何を話すのかを一言で伝える
• 見出しを明確にして区切りを付ける
• 途中で脱線しない
• 事前準備を時間を掛ける
• 話の途中で、都度、相手の理解を確認する
• 一度に多くのことを言わない（認知心理学のマジカル4）
  

  

いろいろな手法を解説した書籍やネット記事があります。
是非、そのテクニックを学んでください。

マンガですぐ読める　1分で話せ【電子書籍】[ 伊藤 羊一 ]

心に響く話し方

仕事の心得などを話す時は、頭ではなく、心に響くか響かないかが大切です！

有名な本や名言を引用して話をされる方がいます。

• 仕事とは〇〇、〇〇氏はこんなこと言っている！
  
  
• 〇〇の本には、人生とは〇〇だと書いてある！

本や名言を紹介してくれてありがたいのですが、所詮は伝言ゲームです。

ある経営者は、読書家であり博識、自分が読んだ本の内容を社員に話します。
むずかしい言葉もたくさん使いますが、わからないし、おもしろくありません。
社員の心に響きません。

君たちも見習いなさい！

だったら、あんたが実行しろよ！（社員の心の声）

　　　一見立派ですが、、、同じ、、、

デール・カーネギー氏の話し方

有名なデール・カーネギー氏は、良い話し方について述べています。

1. 具体例、出来事、実例、体験談が多いこと
2. 状況が手にとるように表現されていること
3. 喜怒哀楽の感情が出ていること
4. 会話調で普通の言葉で話していること
5. 聞き手との対話を意識すること
   

   　 

皆さん、物事をポジティヴにとらえてください。
ネガティヴではだダメ、脳科学的には、、、、、、

これでは興味が湧きません。

今はアフリカでも、ほとんどの人が靴を履いていますね。
昔、2人の靴のセールスマンがアフリカを訪れ、誰も靴を履いていない現実を見ます。

• 1人のセールスマンは、ダメだ靴を履いている人いない、売れない！
• もう1人のセールスマンは、靴を履いている人はいない、ビジネスチャンスだ！

結果はわかりますね、ポジティヴな思考は大事です。

具体例があると興味が湧きます。

何を話すかよりもどう話すかが大切、訓練して身に付けることが必要と述べています。
それは、出来るに越したことはありませんが（汗）、、、、

だから、体験談！

あなたが自分の体験談を話すときはどうでしょうか。
自分に起きた出来事ですから、具体的に語れ、自然に感情が入ります。
だから、相手の心に響きます。
成功体験ばかりを話す人もいますが、ただの自慢話になりがちです。

　　　

あるリーダーが部下を指導します。

私は以前、訪問先企業のホームページ書いてあることは、全て頭に叩き込みました。
事前調査、準備は大切ですよ、君は、やっていますか？

別のリーダーが部下を指導します。

私は、以前、事前調査を軽く見て、大失敗しました。
ホームページに書いてあることを質問してしまったのです。
「そんなことは、ホームページ書いてある、読んでいないのですか（怒）」
不機嫌になってしましい、商談は最悪の雰囲気です、、、
それからは、ホームページに書いてあることは、全て頭に叩き込みました。
すると、商談が上手く行くようになりきました、君は大丈夫ですか？

　　　

自分の失敗体験を話した方が部下の心に響きます。

本や名言の引用はダメとは言いません、失敗談を加えてください。

openup21.hatenablog.com