すごい、さすが、すばらしいの乱発
すごい、さすが、すばらしい(すてき)は、言葉の3Sです。
この言葉を使いましょう、ほめ達で習います。
部下や後輩に、やる気を出してもらうために、乱発する上司もいます。
でも、それは自己満足、自分がいい気分になっているだけです。
そう思っていなのに無理にほめると、うさん臭くなるだけです。
それが透けて見えると、相手は馬鹿にされたように感じます。
また、上から目線に感じられる言葉は、使わないでください。
よくできましたね、これは、上から目線です。
「人」や「モノ」(商品・サービス)・「出来事」などに、独自の切り口で、
価値を見つけ出すことがほめることです。
- ほめることは、人をコントロールするためではありません。
- ほめるのは、上位者が下位者にするものではありません。
子供をほめるのと同じではない!
ほめることの意味、取り違えないでください。
言葉の3Sを使うことは大切ですが、いたずらに乱発しないでください。
何がすごいのか、さすがなのか、すばらしいのか、見えていますか?
本当に価値を見つけ出しているのであれば、具体的にほめてください。
言葉の3Sにこだわらない!
部下が企画書を持ってきたときです。
- すばらしい!
でも、ここをこう変えたらと思うんだが、、、、 - なるほど、企画のポイントを3つに絞ったのか、わかりやすいね。
でも、ここをこう変えたら、更に良くなると思うんだが、、、、
あなたは、どちらの台詞を言いますか、どちらの台詞が心地よいですか?
1.は、本当にすばらしいと思っていないのでは、と感じます。
とりあえず、ほめておいて、人をコントロールしようとしている、とも感じます。
2.は、よく内容を把握して、アドバイスしてくれていると感じます。
価値を見つけ出すことが重要です!
無理に、言葉の3Sにこだわらなくて構いません。
ありがとう、他部署とも連携を取ってくれたのですね。
予定通り、良いプレゼンができそうだ。
企画書、昨日送ってくれたんだね、ありがとう。
おかげで、今週中に確認できそうです。
心(魂)が宿った言葉が響きます、言霊です!