部下と競い合う
リーダーが、プレーイングマネージャーのときに、よくあることです。
営業系の仕事では、「私の方が売上が多い!」と自慢する上司がいます。
「私は、〇〇個、売ったことがある!」と自慢する上司もいます。
製造系の仕事では、「私の方が早い、正確だ!」「私は、〇〇の資格を持っている!」
自分の方が優秀であることで、承認される、指導力が高まると勘違いしています。
反発を招くだけで、チーム力はアップしません。
リーダーの役割は、チーム力をアップさせることです。
リーダーの売上が低くても、チームの売上が向上すれば、立派なリーダーです。
これを評価してくれない会社は、見切りをつけた方がいいですね(笑)。
やたらと助ける
やたらと部下を助けるリーダーがいます。
部下が失敗した時に、責任を追及されるのが嫌だ、という思いもあります。
失敗は減るかもしれませんが、部下が学び成長する機会が減ってしまいます。
部下の失敗には、自分が責任を取ると腹を括ってください!
過保護はダメ!
- やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ
- 話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず
- やっている姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず(山本五十六)
部下を信頼し、部下に仕事を任せて、部下に感謝してください。
勿論、取り返しのつかないミスは、避けなければいけません。
中には、とんでもない部下もいます。
危うく取引停止になりかけて、青ざめた経験があります。
何ごとも加減が大切です。
人を見る目、リーダーには欠かせません、そして、諦めも心の養生です。