上司と部下の関係
会社では、上司が年上で先輩とは限りません、年下の場合も後輩の場合もあります。
上司は、部下より人間として上なのでしょうか?
結論、役割の違いであって、人としての立場の違いではありません。
そもそも、人間に上下はありません。
しかし、勘違いしている上司や部下もいます。
どんな人でも自分より優れている点がある、そのように神様は人を創った!
チームには役割がある!
プロ野球のチームでは、各ポジションや打順、一人一人に役割があります。
監督には監督の、コーチにはコーチの役割があります。
お互いに理解し、尊敬し、信頼し、チームの勝利のために自分は、何をすべきか?
これが、強いチームです。
仲良くする、歓談をする、お酒や飲む、食事に行く、、、、関係ありません。
Googleが唱えた、心理的安全性を構築するには、必要不可欠な要素です。
上司は部下よりも優れている、上だ、と考える上司の元では構築できません。
部下を飲み会や食事に連れて行っても、チームワークは生まれません。
チームには共同体感覚が必要
チームは、同じ目的を持っている人の集まりです。
- 違う個性の人が集まるので、チームになるには時間がかかます。
- 最初は居心地がよくないこともあります。
- 時間を掛けて夫々が役割を任され、居心地もよくなります。
アドラー心理学で云う所の、共同体感覚が大切です。
グループは、ただの人の集まりです。
- 目的がありません。
- 気の合う仲良しが集まるので、すぐにできます。
- 最初から、居心地がいい場所、馴れ合いの場所です。
族はグループ!
上司の役割、部下の役割
会社の部門(チーム)では、上司が部下の役割を正しく判断してください。
部下は、自分の役割を理解してください。
身の程を知る、と言って語弊があるかもしれませんが、、、
目的は、会社の役に立つことです。
この基本がなければ、コミュニケーション力も、宝の持ち腐れになります。
リーダーの役割は、チーム力を高めることです。