自己肯定感が低い日本の青少年
日本の青少年は、世界の中でも自己肯定感が非常に低いのです。
国立青少年教育振興機構(2015年調査)
高校生への質問、自分はダメな人間だと思うか?
はい(YES)と答えた割合、日本:72.5%、でダントツ1位です。
謙遜の気持ちもあるかもしれませんが、、、
ちなみに、韓国:35.2%、アメリカ:45.1%、中国:56.4%
自己肯定感が高い子供は伸びます。
- 心の受容が大きくなる、少々のことでめげない
- 意欲的に人間関係を築ける
- 人の話をプラスに受け取る
自己肯定感が低い子供は伸びません。
- 自信喪失、委縮、自己否定感
- 人間関係が苦手
- 人の話をマイナスに受け取る
幼少期の生活・教育環境が大きく影響しています。
ほめようと思うけれど、、、
ほめることが、自己肯定感を高めると言われますが、つい、叱ってしまいます。
しっかりした大人になるためには、叱ることも大切だと思う親心からですが、
ついカッとなって、怒鳴ってしまい、自己嫌悪に陥る方もいます。
愛情を持ってのこと、子供もきっとわかってくれるはず、、、、
でも、子供かけてあげる言葉、大切です、意識してください。
自己肯定感が高まる言葉
~しないで、してはダメよりも、〜しようね!
〜しようね、を意識してください。
騒がないで、よりも、静かに聞こうね、です。
やかましい、黙っていなさい、これはダメです。
結果ではなく、プロセスをほめる!
子供が、がんばったプロセスを、ほめてください。
テストの点数よりも、がんばったことを、ほめてあげましょう。
試合に勝っても負けても、がんばったことを、ほめてあげましょう。
感性、性格、考え方をほめる!
感性、性格、考え方は、目に見えません。
大人でも、洋服や装飾品などをほめられるよりも、嬉しいですよね。
そう感じたことは素敵ね、その考え方はすばらしいね、それは大切なことだよ!
チャレンジして失敗しても大丈夫!
何かにチャレンジすれば、失敗することもあります。
チャレンジしたことがすばらしい、大丈夫、もう一回やればできるよ!
ポジティブに声を掛けてください。
ありがとう、は魔法の言葉!
当然、当たり前、と思わずに、してくれたことに、素直に感謝を伝えてください。
短所でなく、長所を見てほめる!
気が弱い子供には、あなたは繊細な感性を持っているね!
動作が遅い子供には、じっくり、慎重にがんばっているね!
気が弱いんだから、遅いもっと早く、これはダメです。
以前と比べて成長したことをほめる!
以前よりも成長した所を探して、声を掛けてください。
ほんの少しの成長でいいんです、気づいてあげてください。
前よりも早くできたね、前よりも元気に挨拶したね、一人で起きたね!
大人の人間関係と似ています、子育ては、親も成長します!