こんなに頑張っているのに評価されない!
どうして給料がこんなに安いんだ!
多くの若手社員がこんな不満を持っています。
社会人になって日の浅く、経験が少ない若手社員は勘違いをします。
でも、この勘違いに早く気づかないと評価されません。
評価されたい人は、自分が勘違いをしていないかを見直してください。
気づけばビジネス人生が変わります。
その1:仕事は与えられるものと勘違い
会社では、自分が望む職種・部署に必ずしも配属されません。
そのため、「仕事は上から強制的に与えられるもの」と思いがちです。
希望した仕事ができないから「やる気が出ない!、頑張る気になれない!」
これでは、実力が付きません。ますます希望から遠ざかってしまします。
悪循環です。
どんな職種でも、学ぶべきことはたくさんあります。
将来、必ず役に立ちます。
目の前の仕事を全力で取り組み、実力を付ければ、希望が叶います。
上司にしてみれば、新しい事業を誰に任せようかと考えたとき、
能力が同じか、多少劣ってる程度であれば、一生懸命取り組んでいる人を選びます。
仕事は自分で勝ち取るものです。
営業を希望していたMさん
Mさんは、転職組です。前職で経験した営業を希望してました。
しかし、希望とは違い総務(庶務)に配属されました。
事務用品が不足していないか、トイレの紙が不足していないか、
清掃が行き届いているかなど、絶えず社内に意を配ります。
きちんと仕事をしていても、できていて当たり前、誰もほめてくれません。
そんな日々を2年過ごした後、M君は営業に配属されました。
Mさんは、後に語っています。
総務の仕事はできていて当たり前、だから絶えず気を配り、
社員の方がスムースに仕事ができるようと気を配りました。
この気配りが営業の仕事で役立っています。
その2:仕事の意義や目的を勘違い
仕事の意義や目的、これが分かっていなければ結果は出ません。
何のためにその仕事をしているのかを理解してください。
たとえば、整理・整頓・清掃、何のためにしているのでしょうか。
面倒な仕事だな、つまんあい仕事だなと思って取り組めば、
いい加減な仕事をしてしまいます。
余計な物がなく、きちんと整理されていれば、物を探す手間が省けます。
綺麗な職場は、社員のやる気にも影響します。
工場・現場では、安全が一番大事です。
散らかった物につまずいて転べば、大きな事故になることもあります。
そのためにも整理・整頓・清掃は大切です。
お客様が来社され、汚いトイレを見たらどう思いますか。
その会社を信用しますか。
自分がやっている仕事の意義や目的を考えてください。
きっと、何かの誰かの役に立っているはずです。
その目的を理解できれば、真剣に取り組めるはずです。
その3:経験がないからできないと勘違い
経験がないことには、挑戦しなくては成長できません。
上司があなたに打診するということは、あなたならできると思っているからです。
若い人が失敗しても責任は、上司が取ります(笑)。
思い切って挑戦してください。
その4:個人主義、部門主義を勘違い
若い人は、自分と周りしか見えなていないことがあります。
会社は、総務・経理・営業・設計・製造など、さまざま部門で成り立っています。
他の人や他の部門のこと、会社全体のことを考えてください。
あなたが担当している仕事の意味が見えてくるはずです。
あなたと周りにはプラスでも、会社全体でマイナスでは意味がありません。
(チーム)
その4:給料の意味と貢献度を勘違い
給料が安いと不満を持っている人は、少なくありません。
あなたの貢献額を考えてみてください。
若手社員とベテラン社員の給料の差、
日本社会では、貢献度の差に比べて小さいものです。
若手社員の給料は期待値です。
自分の力だと勘違いしているYさん
Yさんは、購買部に勤務しています。値引き交渉も購買の仕事です。
「毎月、〇〇万円も値引き交渉をして会社に貢献しているのに給料が安い!」
不満を口にしていました。
業者が値引き交渉に応じたのは、Yさんの力でしょうか?
違います、それは会社の力です。
別の人が交渉すれば、もっと成果が上がったかもしれませんよ(汗)。
数字が見える部署では、勘違いしやすいものです。
製品がたくさん売れたのは、勿論、自分の力もあるでしょう。
でも、その製品が素晴らしいからだったかもしれません。
別の人が売ればもっと売れたかもしれませんよ(汗)。
その5:要領のよさと手抜きと勘違い
無駄を省き、工夫をして効率を高めることが、要領のよさです。
省いてはいけないものを省くのは、手抜きです。
手抜きは、ミスが増えるなどのマイナスが必ず生じます。
上司や先輩は見抜いていますよ(汗)。
その6:期限・納期に間に合えばよいと勘違い
期限・納期を守るのは当たり前です。プロであれば、余裕が必要です。
いつもギリギリ、周りが気が気ではありません。
余裕を持つ仕事を心がけてください。
段取りをするときには、ぎちぎちの計画ではなく、余裕を持たせてください。
その7:意見の衝突を避けようと勘違い
和と馴れ合いは違います。
同僚や上司との衝突を恐れるあまり、意見を言わないのは、馴れ合いです。
自分の意見を明確に言ってください。
言わずに後で「私は違うと思っていたのに、」と不平不満を言うのは卑怯です。
意見をぶつけ合ってこそ、本当の和が生まれます。
その8:忙しいが理由と勘違い
ミスをしたり、失敗をしたときに、忙しいからを理由にする人がいます。
忙しいを口にした瞬間、反省は生まれてきません。
忙しいが理由だからです。考えてください。
- なぜ忙しいとミスをするのか?
- そもそもなぜ忙しいのか?
- 仕事のやり方に問題はないか?
その9:ノルマは苦しいと勘違い
営業では売上のノルマ、製造では生産量のノルマが課されます。
それに苦しんでいる人も多くいます。
ノルマではなく目標なのです。目標のない仕事なんてありません。
ホリエモンの刑務作業
堀江貴文氏は、刑務作業で1日50個の紙袋を折ること命じられます。
なかなか目標の数に届きません。
どうやったら早く折れるか、毎日工夫して取り組みます。
そして、79個の紙袋を折ることができます。
単純に楽しい、うれしい、そして達成感を感じたと語ります。
創意工夫して目標を達成しようと思い、仕事をすれば楽しくなります。
その10:仕事は苦しいもの、私生活は楽しいものと勘違い
仕事は苦しいものと、私生活は楽しいもの、仕事はお金のためにしている
こんな風に思わないでください。
寝ている時間を除けば、人生の半分が仕事の時間です。
その時間が苦しいだけのもの、悲しくありませんか。
社会に出た時、仕事に夢や希望を持っていたことを思い出してください。
おわりに
仕事のやり方には、3つあります。
- お金のため、生活のため
- オモシロいから自分のため
- 自分より大きな意義のため
「お金のため、生活のためが普通だろ。綺麗ごとを言うな。」と言う方もいます。
人は何かを通して自分の存在価値を見い出したいのです。
大抵の人にとって、それは仕事です。それを見い出せるかどうかだけです。
見いだせればオモシロくなります。工夫をすれば、オモシロくなります。
お金のため、生活のため、そう思っている人は不幸です
若手社員諸君、とにかく目の前の仕事に全力!
慌てて転職すると繰り返すことになりますよ。
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(頑張れ若者!)
人間関係が原因であれば、これを学んでください!
退職、転職の一番の理由が人間関係です。
その基本を知らなければ、どこに転職しても同じですよ(汗)。
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平成28年文部科学省の委託事業(「総合的な教師力向上のための調査研究事業」の中の「民間教育事業者の力を活用した教員の資質向上事業」)に採択されました。
フジテレビ、NHKニュースでも取り上げられた注目の講座です。
人間関係は鏡、あなたが笑えば相手も笑います。
鏡の中の自分が先に笑う(怖)、、、