上司や先輩から「もっとしっかり考えない!」と叱られることがあります。
そんなときは、ガックリと落ち込みます。そして、考えます。
何が足りなかったのか、何が間違っていたのか、、、、、
そうだ、これだと思い、再び上司や先輩に伝えると言われます。
「何を考えていたんだ、まったく違う!」
そうなるとパニックです(汗)。どうすればいいのか、、、わかりません。
そんな経験がある方に伺います。
頭の中でだけ考えていませんか?紙に書いていますか?
考えることは=書くこと!
頭だけですることではありません。これに気づけば解決します。
忘れてしまったことを忘れる悲喜劇
仕事で考えるときは、紙に書くことを習慣にしてください。
仕事ができる人の共通点は、紙に書いていることです。
段取りをするときも、紙に書いています。
人の話を聞くときも、メモを取ります。
できる人は言います。
「私、すぐ忘れてしまうので(笑)、、、」
できる人は、忘れることを知っています。
頭の中だけで考えてもスッキリしないことに気づいています。
できない人は言います。
「大丈夫です、忘れないので、、、」(汗)
忘れてしまったことを忘れます。
頭の中だけで考えてもスッキリしないことに気づいていません。
(水蒸気でできた雲)
頭の中には、いろんな思いや考えが次から次へと湧いてきます。
そして、新しい思いや考えが湧いた瞬間に、前の思いや考えを忘れてます。
その中に、素晴らしい思いや考えがあることもあります。
でも、残念ながら忘れます。頭の中で思っていることはボヤっとしています。
すっきりと整理整頓されていない状態です。
だから、言葉にして記録してください。
発明家の話
いつもメモ帳とペンを持ち歩ています。
そして、ふと思ったこと、考えたことをメモ帳に書きます。
寝るときも、枕元にメモ帳とペンを置き、すぐに書けるようにします。
何十、何百のメモの中に、1つの素晴らしいアイデアが見つかります。
ここまでは、さすがに真似はできないと思いました。
頭の中の思いや考えには、はっきりとした形がありません。
水蒸気でできた雲ようなものだす。
だから言葉にして、紙に書き、記録してください。
- 紙に書くと、水蒸気が水に変わります。
- 水は、瓶に入れて保管できます。
- 瓶は、持ち運ぶことができます。
- 必要なときに、蓋を開けて飲むことができます。
「何を考えていたんだ、まったく違う!」と言われても、
紙に書いておけば、見直しをすることができます。
紙に書いてないと一から考え直すことになります。
セミナーに参加したとき
参考になった、仕事に活かしたい、、、
頭の中だけではボヤっとしています。わかったつもりの状態です。
言葉にして書いて、初めて整理され形になり、役に立ちます。
半年後、1年後に見直したときに、違う何かを感じることもあります。
人間は忘れる生き物:エビングハウスの忘却曲線
- 20分後には 42%を忘れる
- 1時間後には 56%を忘れる
- 1日後には 74%を忘れる
- 1週間後には 77%を忘れる
- 1か月後には 79%を忘れる
書くを習慣にすると、仕事ができる人になれます!
伝えるための技術文書作成講座(実践指導付き) (3か月)
技術者が“相手に伝わる”技術文書、
これを作成できる能力を身につけることが狙いです。
取扱説明書以外にも、さまざまなドキュメントを書く機会があります。
打合せ報告、出張報告、セミナー参加報告、企画書、提案書など、、、
PCソフトの充実、社内テンプレートなどで、
ドキュメント作成は、以前よりも簡単になっています。
しかし、意味不明、内容がわかりづらいドキュメントも増えています。
技術文書は、個人のものではなく、
会社の共有情報として認識し作成することも大切です。
丁寧な添削指導も、3回受けることができます。
100%伝わる「企画書・提案書の作り方」(2か月)
企画書・提案書を作成する能力が、重要視されています。
企画書を作り、提案する力があれば、大きなメリットがあります。
重要なプロジェクトを立ち上げることもできます。
商品の売上を伸ばすこともできます。
企画書で最も肝心なことは、相手にきちんと伝わることです。
しかし、ポイントを知らないと、的確に文字や図として表現できません。
魅力があって「稼げる・儲かる」企画書が作成できるようになります。
添削による企画書作成レポートで、実際の企画書を作成します。
(任意提出)