リーダーはポジティヴでなければならない?
- 常にポジティブに考えて、どんなトラブルも前向きに考えることが大切!
- 部下や後輩を、鼓舞させるためにもポジティブは大切!
なんてことが言われます。
しかし、ビジネスでも人生でも、順風満帆にいくことは少ないです。
予期せぬトラブルは、必ずと言っていいほど起こります。
避けようのない事態が、目の前に現れてくるものです。
そんな時、ポジティヴな人の中には、こう考える人がいます。
こんなはずじゃなかった、、、、いやいや落ち込んじゃいけない!
ポジティブに考え、良いイメージを持って取り組めば、きっと上手く行くはずだ、、、
よし、ポジティブシンキングで 対処しよう!
一見素晴らしいですが、、、
具体的な対策を練っての対処ならいいですが、、、
精神論だけでは、余程運がよくなければ、切り抜けることはできません。
結果を出している人は、意外に心配性!
実は、結果を出している人は、意外にも、ネガティブに考えています。
ネガティヴは、少し語弊があるかもしれません。
- どうせ私はダメだ、、、
- こんなの絶対ムリ、、、
- できるわけがない、、、
これは、可能性を全否定しています。
絶望し、悲観する、完全なネガティヴシンキングです。
目標を達成できるわけがありません。
ここで言うネガティブに考えるというのは、心配性を指します。
トラブルは、確実に起こります、ほぼ100%の確率で、、、
明確な目標設定、綿密な計画、常にポジティブに考えて行動しても、
すべての物事が上手く運ぶことは、ありません(汗)、、、
心配性はいいことです!
成功する人は、悲観的に考えて心配し、準備を万端にし、楽観的に行動します。
- こんな事態が起こってしまったら、と心配します。
- 心配したトラブルを、しっかり想定します。
- 事前に、対策や解決法など、万全の準備しておきます。
- そして、行動に移します。
そうすることで、実際にトラブルが起こっても対応することができます。
半分は起きないものですが(笑)、、、非常時に備えて万全の準備
短期的には、起こりうるネガティブな事態を想定し、長期的にはポジティブに考える!
リーダーには、そんな、ちょっとした、バランスも必要です。
- 全力で万全の準備をした人は、
これで失敗しても仕方ない、といい意味で開き直ります。
そして、失敗しても言い訳をしません。 - 不十分な準備をした人は、
不安な気持ちを持ったまま、取り組みます。
そして、失敗したら言い訳をします。