過去よりも未来へ、一歩でも前へ!

変わらない過去、変えられる未来、一歩だけでも前へ!

仕事が遅い人の3つの特長

仕事の遅い人には、3つの特長があります。

  1.  仮説を立てない
  2.  アウトラインを作らない
  3.  人に意見を求めない

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なぜ時間ばかり掛かるのか

1.仮説を立てない

たとえば、新製品のパンフレットを作るときを考えてください。
いきなり作業に入る人がいます。
資料を集めて、デザインを考え、文章を作る、
そして、作りながら考えて、修正します。
これは非効率なやり方です。

まず仮説を立てます。

  • どんな人に読んでもらうのか:会社員、男性/女性、若い人/年配の人、、、
  • どこで渡すのか:店頭、展示会、ネット、、、
  • いつ読むのか:店頭、自宅、歩きながら、、、
  • 何を求めて読むのか:成長したい、時間を短縮したい、節約、、
  • どうやったら喜ばれるのか:持ち運べるサイズ、大きな文字、少ない枚数、、

5W1Hで仮説を立ててください。(ペルソナも有効です)
そうすると、見えてきます。

  • どんな情報が必要か
  • どんな表現が良いか
  • どんな体裁が良いか
  • どんなサイズが良いか、、、

仮説を立てないと、絞り込めません。
方向性が見えません。
これは地図を持たずに進むのと同じです。
書いて頭の中を整理してください。
ボヤっとした状態では、まとまりません。
往ったり来たりして、時間ばかり掛かります。

仮説は間違っていることもあります。
しかし、明確になっていれば修正は簡単です。

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2.アウトラインを作らない

何をいつまでにするかを具体的にしてください。
段取り、スケジューリングです。
必ず期限を設定してください。

  • 仮説を立てる  (〇/〇〆切)
  • 上司・同僚に確認(〇/〇〆切)
  • 資料を集める  (〇/〇〆切)
  • デザインを決める(〇/〇〆切)
  • 上司・同僚に確認(〇/〇〆切)
  • 文章を作成する (〇/〇〆切)
  • 上司・同僚に確認(〇/〇〆切)

ギリギリになって始める癖のある人がいますが、
やり直しが多くなり、よい仕事はできません。

3.人に意見を求めない

“上司・同僚に確認”を必ず入れてください。
別の人に意見を求める、別の視点で見てもらうと、
自分では気づかなかったことや漏れいることが見つかります。
結果、よい結果が得られます。
意見を求めるときは、口頭だけではなく、書面も添えてください。
そして「私は〇〇と思うのですが、意見をお願いします。」
必ず自分の考えを明確に伝えてください。
NGです。「〇〇についてアドバイスをください。」

“仕事は段取り八分”が結論です。