部下や後輩が相談してくることがあります。
- 上手く説明するコツを教えてください。
- PCソフトの操作方法を教えてください。
- 営業でのクロージングのコツを教えてください。
具体的なアドバイスを求められたときは、冷静で論理的なアドバイスをしてください。
感情が前面に出ているときは要注意!
感情が前面に出ているような相談には気を付けてください。
「〇〇さんがいつもキツイ言葉を言う、もう辞めたい!どう思いますか?」
まず共感してあげてください。
「わかるよ、それは辛いね、私も同じ思いをしたことがあるからわかるよ」
これで相手の感情は静まります。
でも、注意してください、相手の感情を煽らないことです。
「そう、あの部長はいつもなんだよ、最悪だね!」
あくまでも共感に留めてください。
「営業成績が最悪で辛いです、どうすればいいのでしょうか?」
「段取り下手だと叱られ我慢できないんです、どうすればいいのでしょうか?」
まず共感してあげてください。
「そうか、一生懸命に頑張っているのに結果が出ないのは辛いね」
いきなり論理的に冷静なアドバイスは逆効果です。
「そんなことはわかっているんだ!」と反応します。
感情が静まった状態になったら初めてアドバイスをしてください。
人は誰かに相談するときは、まず自分の感情を理解して欲しいものです。
夫婦間や恋人間でのあるある
「お隣の奥さんが嫌味ばかり言うのよ、もうイヤ!どうすればいいと思う?」
これに対して冷静に、
「〇〇〇〇してみたら、〇〇〇〇と考えたらどうかな」
奥さんは確実に怒ります(苦笑)。
「そんなことわかっているわよ、あなたはわかってないから簡単に言うのよ!」
男性は解決型、女性は共感型の脳
奥さんは自分の辛さをわかって欲しいんです。
まず共感してください!
「そうか、それは辛いよな、大丈夫かい」
これで奥さんの怒りの感情が収まります。
いきなり論理的に冷静なアドバイスは逆効果、耳を貸しません。