教える技術を学んだけれど、、、
指導しても指導しても、部下に伝わらない、部下が成長しない、
そんな時は、イライラも募ります。
- どう言えば、理解してもらえるのか?
- どう教えれば、理解してもらえるのか?
- どう叱れば、どう褒めればいいのか?
成長しないのは部下に責任がある、仕事は教わるものじゃない盗むもの、
教える能力のない人の言い訳だと言われ本を読みました。
教える技術 行動科学を使ってできる人が育つ! [ 石田淳 ]
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こんな内容でした、、、、、
教えることは、簡単ではありません。
幼稚園、小学生、中学生、高校生、大学生で教え方が違うように、
社会でも相手によって、効果的な教え方は違います。
新入社員、中途入社の社員、能力の高い/能力の低い社員、
年上/年下の部下や同僚、派遣社員、外国人など相手によって教え方は違います。
本書では、行動科学マネジメントをもとに教える技術を解説しています。
- 教えるとは何か
- 上司としての心構え
- 上司がやらなければならないことは何か
- どう伝えればよいのか
- どのくらい教えればよいのか
- ほめることの大切さ
- 叱ると怒るの違い
教えても指導しても、やってくれない部下
仕事のルールを守りません、チェックシートも使いません。
上司や同僚への連絡や報告を忘れます、上司に承認を取らずに仕事を進めます。
「なぜ」と聞くと「、、、、、、」(必殺技、無言でフリーズ)です。
何度も注意しても改まりません。
上層部から、私の指導力も疑われます、、、
国立大卒:頭はいいのに、、、
同僚達も気を使い、忘れないようにと声を掛けてくれます。
「チェックシートは使った?」「上司に確認をした?」「予定通り?」
「はい」と返事をするのですが、結果は同じです。
理由を聞いても「、、、、、、」(必殺技、無言でフリーズ)です。
結局、諦めて彼にできることだけを任せました。
そして、その人は、ほどなく退社しました。
指導する人が疲れます、、、
教え方が正しくなかったのか、コーチングが出来ていなかったのか?
悩みますが、同時に2:6:2の法則 にすがりたくなります。
会社では、
- 一生懸命仕事して会社を引っ張る人が2割(神輿を担ぐ人)
- 普通に働いている人が6割(神輿を支える人)
- やる気が無く足を引っ張る人が2割(神輿にぶら下がる人)
教育でも、
- すぐに吸収してくれる人が2割
- 時間がかかるが何とか吸収してくれる人が6割
- 吸収してくれない人が2割
10人の内、8人に成果が出ればOKでは、、、(汗)
部下や後輩を持った方は、多かれ少なかれ経験すると思います。
諦めも心の養生!
努力をしたのであれば、自分を責めすぎないでください。
「殆どの人は、あなたを嫌いな2割の人を意識しすぎている。
それによって、自分らしさが出せていない人が、あまりにも多すぎる」
(松下幸之助)