1分で話せ(伊藤羊一著)、とても参考になる本です。
では、1分で話せる情報量、文字にすると何文字かわかりますか。
それは意外と長い、、、1分で話す文字数=300文字
※上記はプレゼンにスポットを当てていますので、[1分で話せ2]がおススメです。
300文字、長いのか短いのか、ピンとこないものです。
実際に、書いて試してみます。
上司に、B社との商談、どうなっている?と聞かれたときです。
昨日の訪問で、かなり厳しい状況だという感触を得ました。
その理由は、3つあります。
1つ目は、ご多忙とはいえ、15分という短い時間しかとってもらえなかったことです。
2つ目は、15分という短い時間では十分に内容を伝えきれなかったことです。
3つ目は、それにも関わらず、A氏は質問もされません。
「とりあえず、部長に報告しておく」とおっしゃって席を立たれたことです。
これらから、当社の提案には満足されていないものと思います。
受注できる可能性は極めて低いと判断します。
これで、約230文字、意外に情報量がありますね。
ご存じの通りA氏はご多忙な方ですので、中々アポイントが取れず、
私も毎日のように何度も連絡し、苦労しました。
その甲斐あって昨日、ようやくA氏にお会いすることができたのですが、
ご多忙なせいなのか、15分という短い時間しかいただくことができず、
それでも私は、一生懸命説明しました。
しかし、やはり時間が短く、十分に内容が伝えるのに、とても苦労しました。
伝えきれたか不安ですし、A氏も十分に内容を理解していないかもしれません。
商談後に「とりあえず、部長に報告しておく」とおっしゃって席を立たれました。
これらを考えると、当社の提案には満足されていないかもしれません。
受注できる可能性は、低く、厳しいかもしれません。
これで約310文字です。
同僚に、ランチでおススメの店は?と聞かれた時です。
〇〇の王将が、おススメです。
その理由は、3つです。
一つ目は、安いことです。
ラーメンと餃子で500円、酢豚定食は750円、デラックス4点セットでも1000円です。
二つ目は、早いことです。
ラーメンと餃子は、料理を注文してから3分以内に運ばれてきます。
酢豚定食も3分以内に運ばれてきます。
デラックス4点セットでも5分以内に運ばれてきます。
時間のない昼休みには王将はもってこいです。
三つ目は、どの料理も美味しいことです。
特に餃子の肉汁の味と触感、タレとのバランスも絶妙です。
来店された8割の方が餃子を注文しています。
これで、約260文字です。
私は、〇〇の王将をいつも利用しています。
ラーメンと餃子で500円、酢豚定食は750円、デラックス4点セットが1000円なんです。
しかも、ラーメンと餃子は、料理を注文してから3分以内に運ばれてきます。
酢豚定食も3分以内に運ばれてきます。
そして、デラックス4点セットでも5分以内に運ばれてくるので、
時間のない我々にはありがたいことです。
そして、どの料理も美味しいんです。
特に餃子は、来店した方の8割が注文するという人気メニューで、
肉汁の味と触感、タレとのバランスも絶妙なので私も必ず注文します。
これで、約250文字です。
どちらの説明がわかりやすいでしょうか?
話し方ひとつで印象が大きく変わりますね。