部下や後輩への声掛けがチームの雰囲気、チーム力に大きく影響します。
頭ごなしに叱るのは最悪、見え透いたお世辞もダメです。
言葉一つで、人の可能性を閉ざしたり、可能性を拓いたりします。
がんばってるね!
部下や後輩を励ますために、「がんばれよ」と言わないでください。
がんばっていないから、がんばれと言われたと思う人もいます。
最近、がんばってるね、〇〇〇がすばらしいよ!
この〇〇〇が大切です、何を認めているのかを具体的に伝えてください。
お客様への笑顔、仕事が早さ、期限を守る、、、探してください。
結果が出る前に!
結果が出てからほめる、それは当り前です。
結果が出る前にほめる、だから、結果が出るんです!
ある訪問販売の会社に中途採用で入社した社員がいました。
訪問件数はトップですが、契約が取れません。
周りからは才能がない、不向きだと声も出ていました。
でも上司は、「その行動力、本当にすごいですね!」とほめました。
すると、しばらくすると、その部下の成績が上がりました。
期待外れの意見に対して
部下が期待していたのと意見や提案をしてきたとき、どう言いますか?
頭ごなしに叱るのは最悪です。
何度も教えたでしょう、そんなのは小学生の意見よ、、、、、
これでは、誰も意見や提案をしなくなります。
モノ言わぬ組織は伸びません!
- すごく面白いけど、あと少しひねれないかな、、、
- 惜しいな、本当に惜しい、、
- なるほど、そうくるか、そういう見方もあるんだね、、、
認めてあげてから、それから具体的なアドバイスをしてください。
その時の注意点です。
今回は着眼点が悪かった、それと字が汚い、ついでに言うと前回も〇〇だったね!
関係ない話まで持ち出してのダメ出し、厳禁です!
失敗したとき
部下が失敗したとき、部下にどう言いますか?
どうして失敗したんだ、何が原因ですか、反省していますか、、、、
問い詰めても、部下や後輩は委縮するだけです。
もし、全力で取り組んだ結果であれば、当人が一番悔しいはずです。
- 悔しいよな、でも、がんばった結果だ仕方ない、よくやった!
- 失敗は経験だよ、挑戦しなればできないよ!
失敗は気づき、前向きな失敗は成長の源、大歓迎の心を持ってください。
その上で、もう1回やるとしたら、どうやる? と聞いてください。
- どうしたの、君らしくないな!
このフレーズも効果があります。
無茶かもしれない目標や仕事の依頼を伝えるとき
無茶かもしれない目標や仕事を依頼するとき、どう言いますか?
- 君の顔しか浮かばなかった!
- 達成できたら伝説になるな!
- 達成できた時の打ち上げ、どこに行く!
この方がやる気が湧きます。
部下や後輩に掛ける言葉がチーム力を高めます!