過去よりも未来へ、一歩でも前へ!

変わらない過去、変えられる未来、一歩だけでも前へ!

上司は部下の時間を預かっている、時間を盗むな!

日本人は、財布は盗まないが時間は平気で盗む、、、、
ドラッガーが言ったとか言わないとか、、、

   

上司が部下に、こんな風に言うことがないでしょうか?

  • 参考になるかもしれないので、会議に参加してください!
  • 勉強になるかもしれないので、君も同席してください。
  • 不満が出るかもしれないので、全員の意見を聞いてください。
  • 万一があるといけないので、この資料にも目を通してください。

     

~しておいた方がいい

この発想が、日本人の生産性を低くしている原因、とも言われています。

  • 本当に必要なのか?
  • 仕事の時間を割いてまで、やる価値があるのか?
  • 使う時間に応じた効果があるのか?

上司は部下の時間を預かっている、という意識を持ってください。

    

前向きな失敗だけは大歓迎、同じ失敗は叱れ!

前向きな失敗だけは大歓迎

部下や後輩が失敗をしたときの心がまえです。

失敗は気づき、前向きな失敗は成長の源、大歓迎!

そして、部下や後輩に問いかけてください。

もう1回やるとしたら、どうやる?

   f:id:openup21:20220211120110j:plainチャレンジするから失敗もある 

この問いかけに答えることができる人は、着手前に仮説を立てています。
この問いかけに答えることができない人は、着手前に仮説を立てていません。

たとえば、ある商品の販売拡大キャンペーンを行うときです。

  • どんな人をターゲットにするのか:男性/女性、若い人/年配の人、、、
  • その方は何を求めて買うのか:機能、デザイン、価格、、、
  • どのタイミングでPRするのか:年末年始、週末、平日、、、
  • どんな方法でPRするのか:店頭、展示会、ネット、、、
  • どんな内容のパンフレットにするのか:表現、体裁、サイズ、、、
    などなど

       

 5W1Hやペルソナで、しっかり仮説を練ったのであれば、原因がわかります。
次は、どうやるべきを考えることができます。

仮説を立てず、行き当たりばったりで行動したのであれば、原因はわかりません。
次は、どうやるべきか、を考ることができません。
せいぜい、もっと頑張ります、ですが、何をどう頑張ればいいのかが、わかりません。
そして、失敗を繰り返す確率が高くなります。

   成長につながらない失敗はダメ!

同じ失敗は叱れ!

同じ失敗を繰り返す部下や後輩には、叱って指導する必要があります。
同じ失敗を繰り返しても、学びや成長につながりません。
卑屈になったり、精神的に辛くなったり、仕事が嫌になるだけです。

心理的安全は大切ですが、それは、甘やかすことではありません。
人にやさしく、仕事の結果には厳しく!

そのときの叱り方、リーダーは学んでください!

  怒らずに叱る!

openup21.hatenablog.com

ゆったりする時間、ゆったりしなければ見えない景色

忙しく優秀なビジネスマン

限られた人生を無駄にしたくない、そんな思いもあるのでしょう。
時間をすごく大切にして、はたから見ていても、忙しくされている方がいます。
特に仕事では、ToDoリストを作り、1分も無駄にしない優秀なビジネスマンです。
プライベートの時間も同じ、いつも何かを得たい、学びたいと思って行動しています。

       

ゆったりとした時間

そんなビジネスマンが、北欧に旅行に行きました。
滞在先はホテルではなく、一般のお宅、心のこもったおもてなしを受けます。

朝の散歩に同行、素晴らしい田園風景が広がる一本道の往復です。
毎日、毎日、同じコースです。

なぜ散歩するのですかと尋ねると、「新鮮な空気を吸うためだよ!」との返事です。
雲、道端の草花、見える景色、空気も毎日違い、ただただ楽しいそうです。

     

ビジネスマンも散歩はします、目的はカロリー消化や健康のためです。
時間を無駄にしたくないので、時にはスマホで音声を聞いて学んだりします。 
   

でも、今回の散歩では、時間がとてもゆったりと感じます、確かに楽しい!
見える景色も、毎日違って見えます。

追い立てられているのかも、、、、、

まるで、何かに追い立てられているかのように、、、、、
刺激を得なければ、学ばなければ、違う景色を見なければ、と探していたのです。

ある日、奥さんとサクラを見に行きました。
貴重な時間、何かを得たいと思い、満開のサクラと人々の様子ばかりを見ていました。

でも、一緒に行った妻は違います、足元の名もなき草花に感動しています。
奥さんには、自分が見えない景色が見えているのだと知りました。

      

何も考えずにノープラン、ゆったりした時間を持とう、、、
日課の散歩で試してみると、景色が違います。
ある時は、おもしろいアイデアが浮かんだりします。

ゆったりとした時間は、大切ですね。

トンボとセミが、、、

これは私の夏の思い出、川でアユ釣りをしていたときのことです。

      

中々釣れず、ぼ~っと川の中に突っ立っていました(汗)、でも気持ちいい!
ふと肩を見ると、トンボがとまっています。
そして、セミが飛んできて胸にとまり鳴き出します。
セミが苦手な私は驚いてしまい、トンボとセミは飛んでいきました。

最近、そんな時間を過ごしていないなあ~、、、

使えているつもりのことが多いワード(Word)!

使えているつもり、、、

デスクワークが多い職場に限定の記事です。

文章作成ソフトは、ワード(Word)を使っていることが多いと思います。
部下や後輩は、ワード(Word)が使えると思っていませんか?

入力、図や写真の挿入、書体やレイアウトを整えることができる、、、
でもワード(Word)の便利な機能を使っている方は、多くありません。
使えているつもりのことが、多いものです。

    

だから、ワードを教えましょう、まず、あなたが覚えましょう!

大きな効果が期待できる

どの位の時間を文章作成に使っていますか?

もし、1日1時間であれば、、、
1か月で20時間(1時間×20日)、1年間で240時間(20時間×12か月)です。

企画書や提案書などを作成するときは、何時間も掛かります。
この時間が半分になれば、仕事に大きな効果が期待できます。
   

この項目を確認してください!

部下や後輩、ほとんどの方がワードを使えると言います。
入力、図や写真の挿入、書体やレイアウトを整えることができる、、、

使い勝手の良いソフトだから、誰もがそれなりに使えます。
だから、便利な機能がたくさんあるのに、知らずにいます。

無駄なことをしている自覚がなく、今のやり方に疑問を感じていません!

このシーズは推奨!

下記の項目に当てはまれば、効率アップできるチャンスがあります。

   

  • 文字フォントやサイズを、その都度選んでいる。
  • 文の頭を揃えたりするときに、スペース、リターンで位置を合わせている。
  • 毎回ルーラーを操作している。
  • スタイルを使っていない、登録の方法を知らない。
  • 文章修正すると、文字がずれてしまうことがある。
  • 文字を消したら、図が消えてしまうことがある。
  • 文字と図が、ずれてしまうことがある。
  • 図の位置調整は、目視だけでやっている。
  • 図の位置を揃えるのに、苦労している。
  • 用紙サイズが違う文書は、別ファイルで作っている。
  • 目次は、手作業で作っている。

   

ポイントさえ知れば大丈夫!

全部の機能を覚える必要はありません、ポイントさえ知れば大丈夫です。
作業時間が半減、見栄えの良い文書が短時間で作成できます。
   

料金の負担が圧倒的に少なく、本当のプロから学べます!

5つのポイント

その1:スタイルを知る

スタイルを使えば、クリックするだけで、スタイルが適用されます。
文字種類や大きさ、そして位置が一瞬で変わります。

その2:セクション区切りを知る

長文の場合は、表紙、目次、本文によって書式が違います。
1つの文書の中で複数のヘッダー、ページ番号の設定をしたい場合に便利です。
1ファイル内に違うサイズのページを持つこともできます。

その3:タブとインデントを知る

文字を揃えるときに便利、スペースで揃えることはしないでください。
ワードの基本です。

その4:アンカーを知る

ワードでは、図は段落に結び付けられています。
図を挿入したときは、カーソル位置の行内に配置されます。
図の位置がどこであっても、アンカーのある段落に、図は結び付いています。
文字を消したら図も消えた、文字と一緒に図も移動した、を解決します。

その5:アウトラインを知る

章・節・項などの見出しスタイル、文章を階層的に設定するものです。
「見出し」「レベル」を設定することで、目次を自動生成できます。
複数ファイルの目次も、自動生成できます。

基本を見直そう!

旅 人:何をしているんですか?
キコリ:見ればわかるだろう、この木を倒そうとしているんだ!
旅 人:いつからやっているんですか?
キコリ:もう5時間、くたくたさ、大変だよ!
旅 人:少し休んで、そのノコギリの刃を研いだらどうですか?
    そうすれば、仕事がもっと早く片付くと思いますよ。
キコリ:刃を研いでいる暇なんてないさ、切るだけで精一杯だ!

    

ワードの便利な機能を知ることは、刃を研ぐことです。

リーダー自身、部下や後輩の効率アップにお役立ちます。

働き方を見直そう|4人のレンガ職人

4人のレンガ職人の仕事

イソップ寓話の3人のレンガ職人、それを1人を加えました。

4人のレンガ職人に、何をやっているのかを尋ねます。
4人とも同じ仕事をしていますが、返事は違いました。

  

1人目は、石を積んでいます、と答えました。
大変ですねと言うと、きつくてやってられないけど、仕事だから仕方ないさ!

2人目は、教会を作っています、と答えました。
大変ですねと言うと、おかげで家族を養っていけるのさ、ありがたいよ!

3人目は、立派な教会を作っているのさ、と答えます。
大変ですねと言うと、歴史に残る場所を作っているので、やりがいがあるよ!
   

4人目は、立派な教会を作っているのさ、と答えます。
大変ですねと言うと、多くの人が喜んでくれる大教会を作っているのさ、楽しいよ!

   

1番目のレンガ職人にとっては、強制労働みたいなものです。
無理やりやらされている感で一杯です。
    

2番目のレンガ職人にとっては、ライスワークです。
食べるため、生活するため、でも、感謝しています。

   

3番目のレンガ職人にとっては、ライフワークです。
自分がやりがいと誇りを持って、仕事をしています。

   

4番目のレンガ職人にとっては、ライトワークです。
誰かの役に立つために、ライト(光)を届けるために、仕事をしています。

  

あなたの仕事を見直そう!

4人のレンガ職人になったつもりで、自分の仕事を見直してください。

1番目、これはないでしょう!

2番目、その通り、と思う方が多いかもしれません!

3番目、4番目、あなたの仕事は、誰の役に立っていますか、誰を喜ばしていますか?

この答えの中に、仕事のやりがいが見えてくるのではないでしょうか?
   人の役に立たない仕事、ありません!

本田宗一郎氏の逸話

本田宗一郎氏(ホンダの創業者)は、工場で仕事をするのが大好きです。
お休みの日曜日、工場でバイクいじりをするのが趣味です。

すると、たまたま出社した社員が気づきます。
誰だ、勝手に工場でバイクをいじっている奴は(怒)、、、

本田です、勝手なことして申し訳ない、でも、バイクいじりが好きなんだ!
見逃してくれないか?

社員は、大感激したそうです。

   

ある時は、工場で働いていると昼になっても誰もいない、と気が付きました。
奥さんに声をかけると、正月だったそうです。
ここまで仕事が好き、、、羨ましいですね。

すごい、さすが、すばらしい(言葉の3S)を乱発しない!

すごい、さすが、すばらしいの乱発

すごい、さすが、すばらしい(すてき)は、言葉の3Sです。
この言葉を使いましょう、ほめ達で習います。

部下や後輩に、やる気を出してもらうために、乱発する上司もいます。
でも、それは自己満足、自分がいい気分になっているだけです。

そう思っていなのに無理にほめると、うさん臭くなるだけです。
それが透けて見えると、相手は馬鹿にされたように感じます。

また、上から目線に感じられる言葉は、使わないでください。
よくできましたね、これは、上から目線です。

   

「人」や「モノ」(商品・サービス)・「出来事」などに、独自の切り口で、
価値を見つけ出すことがほめることです。

  • ほめることは、人をコントロールするためではありません。
  • ほめるのは、上位者が下位者にするものではありません。
    子供をほめるのと同じではない!

ほめることの意味、取り違えないでください。
言葉の3Sを使うことは大切ですが、いたずらに乱発しないでください。

何がすごいのか、さすがなのか、すばらしいのか、見えていますか?
本当に価値を見つけ出しているのであれば、具体的にほめてください。

  • すごい、いつも納期を守ってくれるね!
  • さすが、丁寧に仕事をしてくれるね!
  • すばらしい、いつも笑顔だね!

    見つけ出せない時は、無理しないことです、、、、

言葉の3Sにこだわらない!

部下が企画書を持ってきたときです。

  1. すばらしい!
    でも、ここをこう変えたらと思うんだが、、、、
  2. なるほど、企画のポイントを3つに絞ったのか、わかりやすいね。
    でも、ここをこう変えたら、更に良くなると思うんだが、、、、

あなたは、どちらの台詞を言いますか、どちらの台詞が心地よいですか?

1.は、本当にすばらしいと思っていないのでは、と感じます。
とりあえず、ほめておいて、人をコントロールしようとしている、とも感じます。

   
2.は、よく内容を把握して、アドバイスしてくれていると感じます。

価値を見つけ出すことが重要です!

無理に、言葉の3Sにこだわらなくて構いません。

ありがとう、他部署とも連携を取ってくれたのですね。
予定通り、良いプレゼンができそうだ。

企画書、昨日送ってくれたんだね、ありがとう。
おかげで、今週中に確認できそうです。

心(魂)が宿った言葉が響きます、言霊です!

リーダーは部下と競い合うな、やたらと助けるな!

部下と競い合う

リーダーが、プレーイングマネージャーのときに、よくあることです。
営業系の仕事では、「私の方が売上が多い!」と自慢する上司がいます。
「私は、〇〇個、売ったことがある!」と自慢する上司もいます。

製造系の仕事では、「私の方が早い、正確だ!」「私は、〇〇の資格を持っている!」

自分の方が優秀であることで、承認される、指導力が高まると勘違いしています。
反発を招くだけで、チーム力はアップしません。

   

リーダーの役割は、チーム力をアップさせることです。
リーダーの売上が低くても、チームの売上が向上すれば、立派なリーダーです。
これを評価してくれない会社は、見切りをつけた方がいいですね(笑)。

やたらと助ける

やたらと部下を助けるリーダーがいます。
部下が失敗した時に、責任を追及されるのが嫌だ、という思いもあります。

失敗は減るかもしれませんが、部下が学び成長する機会が減ってしまいます。
部下の失敗には、自分が責任を取ると腹を括ってください!

   過保護はダメ!

  • やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ
  • 話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず
  • やっている姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず(山本五十六

部下を信頼し、部下に仕事を任せて、部下に感謝してください。

勿論、取り返しのつかないミスは、避けなければいけません。
中には、とんでもない部下もいます。
危うく取引停止になりかけて、青ざめた経験があります。
何ごとも加減が大切です。

   

人を見る目、リーダーには欠かせません、そして、諦めも心の養生です。

openup21.hatenablog.com

職人の世界は、やたらに助けません!