人を認め、褒める！
部下や後輩を認め、褒めることができていますか？
自分の心が病んでいると、なかなかできません（汗）、、、、
心に余裕がないと、欠点や短所ばかりに目が向くものです。
それでは悪循環で、どんどん相手の心が離れていきます（涙）。
チーム（部門）の成果も上がりません。
人を認め、褒めることができることは、素晴らしい状態です。
指導力の高い人は、人を認め、褒めることができます。
人の素晴らしさがわかる＝あなたも素晴らしい！
こんな会話を聞きました。
女性：「つい最近、尊敬する素敵な人とご一緒したんです。」
男性：「どんな所が、素晴らしい人なんですか。」
女性：「所作も表情も服装も周囲への気づかい、
お仕事の能力、全部です。私とは大違いです。」
男性：「その方の素晴らしい所がわかるのは、あなたも素晴らしいからですよ。」
女性：「どうしてですか、私なんかとは全く違いますよ。」
男性：「下段者は、上段者の力量を見抜けないと言います。
見抜けるあなたは、素晴らしいんです。」
男性：「人によってモノサシの目盛りが違います。
１センチの目盛りの人は、1ミリの目盛りを持っている人がわかりません。
その方が1ミリの目盛りを持っている方なら、
あなたは5ミリ位の目盛りかもしれませんね（笑）。
あなたも相当近づいているのではないでしょうか？
人の優しさがわかる人は、優しい人です。
人の思いやりがわかる人は、思いやりがある人です。
優しさのない人、思いやりがない人にはわかりませんからね。」
自分に力量がなければ、相手の力量が見えません、大丈夫ですか？
人の素晴らしい点を見抜けますか？
プロ野球なんかでもそうですね。
すごい人達ばかりで、素人が練習を見ても、誰が上手いのかわかりません。
上回る力量や近い力量のある、監督やコーチにはわかります。
会社でもそうです。
ＡさんとＢさん、明らかにＡさんの力量が優れています。
しかし、実力のない人にはわかりません。
「なぜ、Ａさんが課長なんだ？」と言ったりします。
できない人は、できる人が、なぜできるのかがわかりません。
あの人はすごいと思えることは、あなたもソコソコすごいのです！
部下や後輩の良い所が目に入らないときは、自分に問題があるかもしれません。
ある女性が、お金持ちの偉い方と会食をしたときの話です。
とても緊張して、美味しい料理なのに味がわかりません（笑）。
金持：「どうしたんですか、元気がありませんね。」
女性：「こんな高級な料理、緊張してしまって、、、」
金持：「金がある者は、金を出せばいい、
知恵のある者は知恵を出せばいい、君の取り柄は？」
女性：「元気なことです。」
金持：「じゃあ、元気を出せばいい（笑）。」
女性：「はい！」
やっぱ、金持ちになる人は違うわ、カッコいいわ！（心の中の声）
部下や後輩の長所を引き出すのも大切な役目です。
あるレストランチェーンの女性スタッフの話です。
仕事を覚えるのに時間が掛かり、要領も悪く、ミスもします。
周りからは、ダメダメ社員の烙印を押されています。
でも、遅いけれど仕事は丁寧で、心がこもっています。
いつも、お客様が忘れ物をしていないかを丁寧に確認します。
忘れ物を見つけると、走ってお客様を追いかけます。
他のお客様を待たせてしまうのですが、、、、（汗）
それを見ていた店長は、皆の前で話をします。
彼女のようにお客様を第一に考え、丁寧に仕事をしてください。
多少の効率が悪くなっても構いません、お客様第一です。
見抜く目！
その後、彼女はどんどん仕事を覚え、ミスも少なくなりました。
そして、店舗を任されるまでに成長しました。
上に立つ人には、人を見る目があるかないか、とても大切です！
ダメダメ社員と思いる部下や後輩の良い所を探してください。
